晴れ、気温は27度．室内は30度を超えている．お盆過ぎてこの気温はまさに異常である．
今日の天気図を見ると、北海道は高気圧と低気圧の谷間にあり不安定な状態である．所により雷、突然の雨などが予想される．大気の不安定さが続き週末には前線が北海道に近付くことになる．しかし、天気図も明日になれば別の変化を見せることがあるためあくまで予想である．
道東で60頭ほどの牛を襲ったOSO18が捕殺された．熊の出没が続く道内でこのヒグマは何時人間に対して襲ってくるか判らず脅威であった．しかし、駆除された時はそのOSO18とは判らず先月末の処理されていた．大騒動の顛末としてはあっけないという一言に尽きる．
ただし、道内では多くの鹿を筆頭に野生動物が数多く繁殖し、作物を育てる農家にとっては厄介な生き物になっている．動物愛護を訴える団体にとって人間が野生動物が生活する領域に侵入したと訴えるが、それは、現実にそういった被害に会わない場所で暮らしているから言えることで、実際に農家の気持ちに沿った意見でもない．動物愛護の心は大切で人は生活の拠り所として犬猫を飼っている場合もある．その範囲の中で身勝手に振る舞っているのは人間であるのは間違いない．
昨日から、王位戦第5局が始まった．先手藤井7冠で横歩取りという形で始まり、急戦模様もあり得る中お互いの構想の中で矛を収め落ち着いた序盤に移行した．その中で相手の出方を伺う封じ手までの手筋となった．
封じたのは佐々木7段で、この封じ手はまさにこの先の展開を左右する手になりそうである．強く攻める手なら午前から雌雄を決する争いになるだろうし、自陣を固める手なら今日の午前中は攻め手を探す展開になると予想される．
自分の予想では、攻めの手を封じ手にしたと考える．ここで引いていては前局で勝利した勢いを失うと感じるからである．ここから攻め切らなければ先手で手堅い将棋を指す藤井7冠の牙城は崩せない．
藤井7冠は勝てば防衛となり次の残り一冠である王座戦の戦いに勢いをつけることができる．その意味で大事な一局となる．
