ウクライナ ロシア アメリカ そして日本人のルーツとは?

 曇り、気温は4度。今日の日中も気温が上がりそうにない。

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 低気圧が西の海上に移動するにつれて北寄りの冷たい空気が北海道に流れ込んでいる状態。そのため全道的に気温が低下し、内陸部では雪が降るところがあるようだ。しかし、これも今日までで明日には高気圧が北海道にまで張り出してきて南の暖かい空気が北上してくる。5月の初めは寒暖差が激しい月になりそうである。

 

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 プーチンが大統領に再選されロシア国内の権力を把握していることを証明した一方、ウクライナ大統領のゼレンスキーの足元は不安定に見える。その理由は戦争の長期化で国民の支持が離れつつある様子がうかがえるからである。この先多くの国民の犠牲を覚悟しなくてはならず、更に国外に避難した国民の帰還も覚束ない。その雰囲気を次の大統領選までに解消しなければ再選も危ういことになる。このあたりの未来は予想不可能である。

 

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 アメリカを主導したロシアの制裁が効果不十分で一向にウクライナ戦争は終わらない。そしてプーチンが安泰になるにつれアメリカの世界的な影響力の弱体化が目立つこととなる。その大統領候補にトランプが立っていることがその象徴だろう。前回の選挙で大きな事件に関与しアメリカの威厳を傷つけた責任は少なからずあるはずの人間がその件が解決しない内に再度大統領を目指す国である。アメリカ国民は結局自分の国がどうなろうとも気にしていないかのように感じる。陰謀論ではないけれどアメリカ合衆国を動かしているのはディープステートのような影の実力者たちが表に出ないまま動かしているというのも大きな間違いではなさそうである。

 そのトランプの裁判の中で先に始まった選挙資金の不正利用に関わる件で証人の尋問が始まる。この裁判の判決が大統領選挙前に出るか不透明だけれど裁判の成行きの中で候補者としての資格に欠けると有権者が判断する可能性もある。

 

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 日本の先祖のルーツを探るために複数人の遺伝子解析を行いその結果が公表された。

 今までの定説では縄文人弥生人の2種族であるとされていたが、古墳時代に渡来してきた人間を加えた3種類の人種がルーツであると証明された。その3種とは「縄文系」「東北系」「関西系」になる。

 「縄文系」は、沖縄に多く、九州もその次に多い地域となっている。「東北系」は日本人の多くを占めておりより多いのは関東以北ということになる。「関西系」は渡来人の影響が多く関西を中心に九州にも多い。北海道は、屯田兵の影響と開拓者移住の影響で関西系も多く混合が進んでいる結果となっている。

日本人のゲノムデータから絶滅した旧人ネアンデルタール人、シベリアやチベットに暮らしたデニソワ人から引き継いだ遺伝子配列も見つかった。特に、日本人のアトピー性皮膚炎や前立腺がん、関節リウマチなど七つの病気はネアンデルタール人、低身長と2型糖尿病はデニソワ人由来の遺伝子が影響しているという。

その記事の中で興味深いのは、日本人の病気に関する影響の件である。低身長で2型糖尿病が多いのはデニソワ人の影響であるらしい。遺伝的影響が身体的特徴となりやすい病気という結果が出るというのがへーとなる。

 

 この記事の元となった理化学研究所の発表はこちらにあるので興味がある人はぜひご覧になることをお勧めする。

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