懲戒免職と退職金 野次馬

 晴れ、気温は3度。

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 今日も北海道は高気圧に覆われ良い天気になりそうだ。

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 今回の給与アップはもともと国家公務員の給与に関して人事院勧告があり、民間の給与基準に合わせるという目的であった。国家公務員には一般職と特別職という分類があり、国家公務員の給与を上げるとなると両方が含まれている。

 そこで今回、自動的に特別職の給与も上がることになったと知った者が特別職に総理大臣が含まれることに気付いたわけである。これは騒動につながるというわけである。

 ちなみに特別職には裁判所の職員、国会職員、防衛省職員が含まれている。マスコミは総理大臣、国務大臣をことさら強調して報じているが、岸田首相もこのあたりの批判を受けることを当初気にならなかったのだろう。

 今回、自分たちの給与問題には積極的に発言しない国会議員の方々が総理大臣の給与について大声を出すことに違和感を感じる。もし、国民の気持ちを慮るなら国会議員給与を減らすための方策も同時に法案として含んでほしいと思う。まずは国会議員の定数削減を行うべきだと思う。

 

女子高生にわいせつで懲戒免職、退職金1914万円がゼロはおかしいと提訴の元教諭が敗訴 : 読売新聞

このニュースを見て感じるのは、教師のモラルというところである。今回の裁判の元となった懲戒免職を受ける行為というものは世間一般の常識の部分で当然の処分といえる。今回、元教師側は懲戒免職の妥当性を争うわけではなく懲戒免職で退職金の支給を認めないのは違法という点を争ったわけである。懲戒処分は、ある意味罰を与えるという意味合いがある。何故なら懲戒処分を受ける行為を行った場合、それと同時に職場の名誉を傷つけ更に今後の運営に支障を及ぼすことがあるわけである。そのため職員がそういった行為を行わないようにするためにこのルールが存在するともいえる。この裁判の結果により教職に当たる人への警鐘になることを望む。

シャワーを浴びる女性を天井裏からのぞき見、高校教諭を容疑で逮捕 : 読売新聞

同様に懲戒免職に当たるであろう行為を行った教師が逮捕された。この教師も人生を掛けて行為に及んだものと思われる。

news.yahoo.co.jp

 数日前に起きた歌舞伎町ホスト死傷事件、この際の野次馬の行動が話題となっているが、この傾向は以前からあった。以前の野次馬はただ見ているだけだったかもしれないが、今の野次馬の殆どがスマホを持ちいつでも動画が取れる態勢である。誰かが撮影をしているのを見ていれば自分も撮影しておこうと思うだろうし、昨今のテレビ番組の場合ニュースやバラエティー番組にこういった野次馬が撮ったと思われる動画が使われる。マスコミも同調しているのに自分たちの行為は何の反省もなくのうのうと野次馬を批判する。マスコミも同じ行為をしているのだが、自分たちは報道という大義名分に身を隠しているだけである。とはいっても事件の現場で多くの人が取り囲むようにスマホを向けている姿はおぞましい。