日中首脳会談 フィリピン沖地震 硫黄島沖噴火

 晴れ、気温は10度。昨日の夜はずーっと雨が降っていた。しかし、数日前に予想していた雪などは降らなかった。それだけ暖かったということである。

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 低気圧は北海道上空にあるが、ちょうど台風の目に入った形で穏やかな天候になっている。それでも低気圧の移動とともに今日の夜から明日にかけて徐々に風の強さが増してくる予定である。道内はこのようであるが九州中国地方の山間部で雪が予想されるという逆転現象が起きるらしい。それもまた気まぐれとしか言いようがない。

 何度でも書くことになるのだが、スーパーコンピュータで計算したとしても1日、2日先の天候の予想はズレていくものである。24時間後の計算精度が90%だとしても48時間後には81%72時間後は73%になるからである。

 

習氏、処理水放出「適切に対処すべき」 日中首脳会談 「核汚染水」呼び方変えず - 産経ニュース

習近平国家主席 日本との関係改善に意欲にじむ 台湾問題・半導体規制など焦点(2023年11月17日) - YouTube

 昨日、日中首脳会談が行われたが、お互いの言い分を主張しあい合意できる部分と合意できない部分があったようだ。しかし、この時期、習近平が首脳会談に臨んだ理由が自分の足元に火がついている結果である。彼はすでに日本の力が衰退していると思っているのだが、この先、数十年も掛からず日本は中国にひれ伏し盾突けなくなるのだとしても今の中国経済の足元を脅かす災厄を食い止めておく必要がある。ある意味日本はまだ現状は利用できる駒の一つである。

 この先の世界は中国がアメリカに代わり世界の盟主になる可能性が高くなってきている。それを予見してアメリカは中国叩きに必死である。昔、日本が「Japan as No.1」と言われアメリカを経済的に追いつこうとしたときそれを阻止するため日本に対して行ったことと同様なことをいま中国に行っている。

 しかし、その時の日本といまの中国は似て非ざるものでもある。その一つは、日本はアメリカに防衛依存し、工業製品は作れるけれどその元となる資源は輸入に頼りきっていた。その分でアメリカは日本の首根っこを簡単に捕まえることができた。

 それに対して中国の発展は、共産主義国家という自由主義とは違う制度の中に上手く隠されながら西側の工業生産の中心地化することで技術や資金を得て力を蓄えてきた。その能力はすでにアメリカを抜き去っている部分が多い。アメリカがいくら頑張って中国の息の根を止めようとしてもかっての日本のように簡単ではない。実際、中国に対しての高度技術移転を止めようとしても今の状況はすでに時遅しである。

 上に書いたように中国の現状は不動産バブルが弾け経済的成長が止まりかけてはいるが、完全に身動きが取れない状況ではない。更に、アメリカが心配する台湾侵攻も中国にとって経済成長を阻害する可能性がある作戦である。

 それに対して日本は、アメリカの元を離れ中国に首を垂れるのかどうか数年後には決まってしまうのかもしれない。

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 いつも地球は活動している。地球にとって地震や火山活動は、おならと同じである。人でもおならが止まらない時があるし、全然でない時もある。それを制御しようとしてもできないようにその状態を受け入れるしかない。しかし、人類にとって地球のおならは大変なことである。もしそれが起これば街一つ消し飛んでしまうからである。その予想できない事態が常に起きている。その分で言えば日本で数日後に大地震や大噴火が起きないはずはないともいえる。今回のようなニュースを見れば心がざわつく。