あおり運転が減らない

 曇り、気温はマイナス3度。久しぶりに穏やかな朝である。

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 天気図では北海道の周りに低気圧があり、まだまだ大気は不安定である。晴れ間が出るがそれも短時間かもしれない。日中はプラス気温となるところが多そう。

 

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 この件、あおり運転の罰則が出来、それで逮捕者が出たりしたが、残念ながらあおり運転と思しき運転を見ることの方が多く、罰則ができたからといって車を運転する人の心まで変わったわけではないことが分かる。そういえばそれ以前に飲酒運転の罰則が強化され違反点数、罰金が厳しくなったが、依然として飲酒運転は減らない。かえって捕まると生活に困るからと事故を起こしても逃げる輩が多くなった気がする。結局、警察につかまなければ違反を犯しても問題ないと考える運転手は相変わらず多いということである。実際、自分も車を運転するが通常の車の流れに乗れば速度超過で車を運転することは普通にあり、その車すべてを取り締まるすべはない。

 何故、車の運転に対する罰則が強化されてきたかといえば、強化する以前の運転手が危険な運転をして重大事故が起き社会問題となったからである。

 しかし、常図ね思うのは最低限と思われる一時停止や方向指示器を点滅させるなどの基本的行為ができない運転手が多いという事実である。その部分に関しては、もっと運転免許を取得する時に学科試験の基準を上げなければならないのではないかと思う。何故なら学科試験の合格基準は100点満点で90点以上といわれているが、これは100点満点でなければ合格できないようにすべきである。何故なら、運転していて知らないことが1割あるまま運転できることになるからである。また、運転免許の免停あ或いは取消の基準も今より厳しくすべきだろうと思う。

 日本は車社会になってしまい運転免許証自体が普通のものとなってしまった。車が無ければ社会生活が送れない環境になってしまったし、日本の自動車産業のために車が売れなければならないためにも車を運転できる人を増やさなければならなかった。それを悪いこととは言わないが今後の未来がどうなっていくのか分からない。例えば、自動運転カーが今以上に普及すれば運転免許証の意味が変わるかもしれない。それがいつになるかが分からないが自動車という概念も変わっていくだろう。

 しかし、今現在の状況から言えば、悲惨な交通事故を無くすには危険な運転をするドライバーも排除していくしかない。それを実行するには今より警察が努力する必要があるのだが、それに当てる人員は限られているようで、冬の北海道の道路はパトカーが流し運転をしているだけで悪質なドライバーを現行犯逮捕できるようにはなっていないのは残念なことである。