曇り、気温はマイナス1度。
北海道の北にある低気圧と本州の南にある前線を伴った低気圧が北上し、それと共に天候は悪化してくる。雪が降るところが多そうだが、日中の気温はプラスになるところが多く、雪解けが進んでいく模様である。
NHKが調査した政党支持率が公表された。不祥事が続いている自民党の支持率が28%に下がり、その余波で野党の支持率が上がるかと思えば殆ど横ばいである。
世論調査の方法は「NHKは、3月8日から3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。」であるので、電話に出るという行動と回答に真面目に答える層なので実際の国民の意思とかけ離れている可能性があるが、調査の方法としてはこれが限界だろう。
世論の流れ的に自民党に代わる政党が期待されていると思うが、それに見合う受け皿のなさに、2大政党を目指す小選挙区制移行は当初の目的を果たせなかったと思われる。
今後の流れなのだが、今後解散総選挙などが行われた場合、無党派層の投票傾向が気になるのだが、政党支持とは関係なく、自民党でなければどこでも良いと考え、予想もしない候補が当選するのではないかと思う。ある意味無責任な行動で国会議員が出てくるということになる。
9日に打ち上げ予定だった民間会社のロケット。打ち上げ時の警戒水域に船舶が侵入していたとのことで急遽中止になってしまった。その打ち上げが13日と決まった。打ち上げの様子は全世界にネットで中継されていたために世界に対するダメージは大きかったと思う。
商用打ち上げで商売をしなければならないため今回の成功失敗は営業に響く。その辺りマスク氏が経営するスペースXは、失敗は成功の基とばかり失敗を繰り返しながら進んでいく。日本なら失敗した後に次に打ち上げるための予算を確保するために困難を極めることになり、下手すれば会社そのものが消滅する可能性も出てくるわけで、その予算の細さも問題であるだろう。
何となく悲愴感を感じてしまうのだが、是非とも成功してほしいと思う。
先週、日経平均株価が4万円代に突入したことがニュースになり、どこまで株価が上がるかと予想されていた。これほど上がるとやはり投資している人は不安なニュースで反応する。それは何時売り抜けるか虎視眈々と狙っている人間の性である。今回の暴落の切っ掛けは、アメリカ株の内、高騰していた半導体関連の値上がりが小休止し値下がり傾向になったことと日本円が円高に向かい始めたこと、そして最後の決め手が日銀関係者のゼロ金利からの離脱発言である。
昨日は1000円を超える下落だったが、この傾向は続くものと考える。それは今後を批判し利益確定を急ぐものが増えるからである。そして、一度下った物が今度は反発して上がるのが普通なのだが、反発もなく下がり続けるなら相当な下落になるのは確実である。
日本株の上昇は、日本経済発展の原動力の一つであるためその値動きは注視する必要がある。
