ミシャ続投表明

 曇り、気温は11度。

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 北海道は徐々に高気圧の領域に入るのだが、残念ながら大陸から吹き込む風が雲を送り込んでくる。そのため当分雲が多い日が続くことになる。

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 今朝の道新を開いて驚いたことは、北海道コンサドーレ札幌ペトロビッチ監督が今シーズン続投するという記事が裏一面に載っていたことである。ミシャに関することがここに載ることは初めてではないだろうか。それほど北海道新聞もミシャの今後を記事にしたくてたまらなかったのだろう。

 コンサドーレの順位は降格圏の19位を抜け出せないところにいる。最下位の京都は今夏の補強することを伝えサポーターをなだめようとしている。それと比較してコンサドーレについては補強の話題はベトナム国籍の選手の補強があるのではないかとの話だけでサポーターに希望を齎すものではない。

 そこで社長のお言葉である。今季はミシャを続投させ来季に交代させる腹積もりでいるとのことである。この辺り、夏までに何らかの兆しを見せないとこの話はそれまでの効果でしかない話である。ある意味、チームの未来をどう考えているかという部分を見せることが必要になってくる。

 今季赤字になれば3期連続というルールに引っ掛かるため赤字にはできないということで春に積極的な補強をしてこなかった。それは理解できるが、春先のスタートダッシュに失敗して最近のゲームは入場者数も低迷している。ここ数試合のホームは手段を択ばない集客策を仕掛けてはいるがチームが勝利しなければ一見の観客は離れていく。今残っているのは古参のサポーターだけになってき始めている感じである。入場料の収入が減れば却って赤字に陥ることになる。このあたりのさじ加減は微妙だが、結果を見れば判断を誤ったといえる。

 ミシャにスタートから良い選手を与えていなければ途中から使いこなすのは結構時間がかかることをみんな知っている。その中で鈴木武蔵選手はかって所属していた選手で点取り屋の片りんを見せてくれるはずと思っていたら、思っていた以上に昔の面影は無く残念な結果となっている。期待の大森選手もこの一年チームの何を見ていたのか不明で迷子状態でキムゴンヒ選手も要約使えるかなという状態に戻ったばかりである。あれだけいたブラジル人選手を放出したのだから良さげな選手を一人春先に補強しておくべきだったと思う。その辺りは、近年のブラジル選手の補強がJリーグでは上手くいっていないという問題もあり、それ以外の地域からの補強を目指しているが、中々、アジアの果てまで出稼ぎに来てくれる有能な選手は少ない。金さえ奮発すれば良い選手はとれるのだろうが、EUの選手は遥かに予算よりも高額である。取れるとしたら引退間近の選手か残念ながら昇格できない程度の若手選手くらいだろう。コンサドーレというチームに合わせられるかは賭けになる。だからといって補強する必要はないというわけでもない。できるならFWとボランチができるMFを獲得して欲しい。今のキーは宮澤選手なのだがケガがちで出場できない時に確実にその部分が低下してしまっている。残念ながら他のボランチに的確な選手はいない。

 金子選手が復帰するかという噂があるが、金子選手一人が戻っても今のコンサドーレが目に見えて機能するかというと疑問である。去年の浅野選手は出来すぎだっただけで良いパサーがいなければ得点は増えない。その部分はスパチョーク選手が適格だけれどももう一人欲しい。そこに田中克幸選手が割って入るぐらいの力を発揮して欲しいところである。後、来季加入予定の木戸選手も良い動きをするので夏からでも試合に絡めるくらいになれば良いのだが。

 既に選手たちは上のニュースにある様に危機感を覚えている。もし、危機感を感じていない選手がいるとしたら残念なことである。