ルヴァンカップ 対富山 1-1

 曇り、気温は11度。

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 北海道は西に高気圧、東に低気圧という形で気圧の谷が通過する影響で雲が多い状況になっている。

 

 昨日はドームでルヴァンカップの試合があった。試合開始が遅くドームに行くことは断念。テキスト速報とreminoで録画放送で試合を確認してみた。

 富山の先制点は何時ものコンサドーレたしい失点であった。裏に放り込まれ岡田選手の対応が甘くパスを通されそれを相手FWと競り合った中村選手が簡単に交わされシュートを打たれてしまった。何度このシーンを見ただろう。控えで中々試合に出られない状況でこの出場のチャンスに良いところを見せなければリーグ戦でもベンチにすら入れない。けが人が多い今の状況をチャンスととらえるのか試合の一つととらえるのかで人生が変わってしまう。

 この試合、CKとFKは田中克幸選手が蹴ったのだが、ここに福森選手がいればと思うところは多い。

 相手の富山もスタメンを入れ替えてきたのでお互い控えメンバー対決という形になっている。更に富山は先制したこともあり、コンサドーレにボールを持たせることを選択した。この作戦、コンサドーレには有効な作戦である。この試合に出ている選手はそれほど裏への抜け出しが得意な選手がおらず両脇を固めれば簡単にボールを上げられずに済むし苦し紛れのパスをカットして攻め込めば追加点も取りやすい。その辺りは、先制できたことから変わったプランだろう。

 相手がブロックする中、こじ開ける技量は先発した選手たちには困難なタスクである。リーグ戦に出ているメンバーでも無理なのだから仕方がない。この試合のカギはベテランの長谷川選手と小林選手の動きだろうと思う。長谷川選手は前半終了前にバーに当たるロングシュートを放つなど活躍を見せた。小林選手は、守る相手に対してかわし切る能力は出せなかった。

 後半、菅選手、馬場選手を入れ少し活を入れたが、相手の富山もしっかり逃げ切る態勢で当たってくるためコンサドーレは手詰まりとなる。CKは何本蹴っただろう、何度も跳ね返されるところはリーグ戦と同じである。

 しかし、左から長谷川選手が上げたセンタリングを相手選手がバックヘッドのような形となり同点に追いつくことができたことは最低限の結果だろう。今のコンサドーレの実力ともいえる試合だった。

 日曜日には富山で試合を行い勝ち抜けるか決まる。相手のホームであるしお互いレギュラーメンバーを出してくるに違いない。好勝負になるのか?相手はJ3、こちらはJ1といっても実力差は殆どないので厳しい試合になるのは間違いない。