徳洲会

 晴れ、気温は今日も9度と冷え込んだ。秋晴れに付き物の冷え込みと言える。今年は、例年通り残暑厳しい秋では無いようだ。

引用 毎日新聞http://mainichi.jp/select/news/m20130919k0000m040118000c.html) 

医療法人「徳洲会」グループを巡る公職選挙法違反容疑事件で、全国の系列病院から派遣された職員が実施した選挙運動の一日の結果がまとめられ、グループ幹部らが出席する会議で報告されていたことが、関係者の話で分かった。徳洲会理事長の徳田虎雄氏(75)も入院先の病院からテレビモニターで会議に参加し、活動結果をチェックしていたという。

引用 毎日新聞http://mainichi.jp/select/news/20130918k0000m040114000c.html

 徳洲会グループの中には、特定医療法人沖縄徳洲会」や社会医療法人「木下会」のように高い公益性が認められて税制上の優遇措置を受けている法人もある。公選法違反容疑で捜索を受けたことで、認定見直しなどの議論に発展する可能性もある。

 特定医療法人は、公益に著しく寄与していることを条件に国税庁が承認し、法人税が6%以上軽減される。法令・公益に反する事実がない▽設立者や役員、その親族に特別の利益を与えない--ことなどが必要とされる。

 社会医療法人は救急医療態勢が確保されていることなどを条件に都道府県が認定し、法人税や固定資産税が非課税になる。厚生労働省の担当者は「病院経営の余剰金が選挙資金になっていたとすれば問題だ」と指摘する。

もし、特定医療法人社会医療法人の認可が取り消された場合、社会医療法人の場合初めての事である。取り消しになれば、今まで免除された課税が認可日まで遡って請求されることになる。

 今後の動き次第だが、グループ全体が解散という事にはならないかもしれない、あれ程の巨大グループを解散させればそれだけで医療難民が相当数出ることになるからである。一部の特定医療法人社会医療法人は、別な医療法人として出直しに成るのだろうか?

 徳洲会の掲げる理念は素晴らしい。ただそれを実現するために法を犯してまでというところである。また同族経営の弊害ともいうべき事件である。