週末の過ごし方

 雨、時折雷。気温は3度。

 季節外れと言える大雨、7時ころに雨脚と雷がひどくなってきた。道路は雪と雨で水が溢れんばかりになっている。夜には気温が下がり明日以降は雪の予報なので道路は間違いなくツルツルになる。

 もう12月も半ばになり歳末大売り出しとか、クリスマスのバーゲンセールで大賑わいである。街中も観光客と買い物客であふれんばかりの人になってしまった。

 昨日は、その状況を知っていたけれど速めに行動することにして買い物に出かけた。開店間もなくに到着したのでそれ程の混雑ぶりでは無かったのだけれども、30分もすれば買い物客であっという間の混雑ぶりになる。少し早めに出かけて正解だった。


 週末はいつもならJリーグがあり、それなりに暇をつぶせるのだが、Jリーグが終わってしまうと何も無くなる。冬のスポーツはやってはいるのだが、テレビ局はその放送には結構無関心で無視に近い扱いになるのが残念である。

 野球やサッカー、ゴルフが無いのだからそういった少し季節感のある試合をテレビで放送すればと思うのだが、民放の放送は、くだらないバラエティか再放送ばかり、これだものテレビ離れが進むのもうなずける。

 とはいってもこの傾向は昔からのもので、何も変わらない。その理由の一つが低視聴率が判っていて番組制作費用を掛けるより、再放送を流しても同じくらいの視聴率があるという考えなのだろう。

 しかし、再放送で流す番組の視聴者の層とウィンタースポーツに関心のある層は重なっていないはず。そういった再放送を見るのはやはり女性、中年以上の世代が中心になるし、ウィンタースポーツを見る層は仕事休みの男性層が中心になるはず。

 買い物の主導権は主婦層が持っているかもしれないが、平日の視聴率の低下の歯止めとして男性層の取り込みを積極的に行うこともマネジメントの基本だと思う。

 

 とはいっても長年の経営方針はそう簡単に変わることは無い。既に既存のテレビ局に競争する体質が薄れ、与えられたパイの分捕り合戦に過ぎないため中々競争意識は生まれず生まれるのは談合体質ばかり。それが衰退を加速していることに気付いていても動けないのはどの業界も同じである。

 その状況で生まれたのが、ケーブルテレビ、インターネット、衛星放送なのだが、如何テレビの隙間を埋めることはできるけれども新規需要という点で少し飽和状態に陥ってきている。見たいものが何時でもみられるようにするには、やはりその現場に情報を発信するためのスタッフがいなければならない。そのスタッフは、人数や機材などでやはり金が必要で無から有は生まれそうにない。

 例えば、スポーツを見に行った人たちが持つスマホで情報を撮影し、それを瞬時にライブとして組合せ複数の視点でネットに流せるようになる仕組みがあれば、大勢のスタッフと機材は必要ない。映像を撮影するのは観客である。数人だと心もとないので見ている観客いカメラ付きのヘッドセットを付けてもらい、その映像を瞬時に大きな画面の画像に合成してもらえば良い。

 カメラを付けている人がエリアを囲むように存在すれば死角は無くなるはずである。丁度貼り絵のような感じで各自の視点を合成するのである。或いは競技している選手にカメラを取り付け競技者目線の映像を流しても良い。そうするとすごくライブ感あふれる中継になるはず。

 今は難しいかもしれないが、未来には技術的に可能になるだろう。やはりスポーツはライブ感が大切で、直接見るのが一番だが、それができないならリアルタイムの映像を見ることができれば一番良い。早くその時代が来ないだろうか。