アメリカの行へ

 晴れ、気温は12度.

 

 新型コロナウイルスは、生活様式を変えているのが良くわかる.朝の早い時間帯に街中を歩く人はほとんどいなかったのに、フレックスタイムなどで働き方が変わり、今まで合わなかったような人も増えだし、更に散歩したり運動したりする人が早い時間帯に増えだしている.

 色々なものが徐々に変わり始めそれが普通になっていくのだろうが、今まで空気を独り占めしていた感じだったものが、それが出来なくなったのは残念である.

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 アメリカ大統領選挙が近付き、コロナ過で延び延びになっていた候補者同士の討論会が今日開かれる.この討論会の出来の如何によって勝敗を左右することになるだろう.

 トランプ大統領は、今までの実績と共に大統領としての資質が本格的に問われる.今まで納税の履歴の公開を拒んでいた件がこの討論会で明らかになるのか?結果如何によっては再選されない大統領の一人になる可能性がある.

 対立候補のバイデン氏だが、間違いなく大統領として職務を果たせるかという基本的な問題に対する批判にこたえる必要がある.受け答えに窮すればたちまち候補者として相応しくないとレッテルを貼られてしまう.

 日本にとって関係の深い国であるアメリカが今後どのようになっていくかは最大の関心事である.トランプが勝利しても世界に平和が戻ってくるとは思えないし、バイデンが勝利しても同じことである.アメリカは、今までの世界の覇者としての地位を取り戻すことはできない.なぜなら中国という国が巨大化してしまったからである.

 米中対立で行くのかそれとも米中友好体制を作り出すかは時間が解決していくのだろう.世界の秩序は大きく変わり、益々混沌という言葉が相応しくなっていく.

 その世界の秩序が変わる中で日本のかじ取りは、この先誰が引き継いでいくのかあるのは不安でしかない.