札幌 vs ジェフ 天皇杯4回戦

BS

 この試合、立ち上がりから札幌の猛烈な前線からの守備が試合を優位に進める。

 決定的なチャンスは無かったが、相手のジェフにもチャンスを与えない。少し言えば、ナビスコカップに全力を尽くしたせいか動きが悪かったように思えたが、それにしてもあれほどしつこい守備は、J2でも中々みせなかった。
前半の終盤は少し疲れが出て足が止まってしまったが、相手も動けていなかった。

 前半は0−0。

 後半開始、やはり札幌の動きは良い。チャンスが何度か訪れる。全て外しこれは点数が入らないかと思ったが、西谷選手のセンタリングから相川選手が頭で決めて札幌先制。
 いつもあれだけ入らない相川選手のシュートがここで入るとは思わなかった。

 この後も攻める札幌。攻撃は最大の防御を証明してみせる。変わって入った石井選手のフリーで受けてパスを出したのはいただけないと思うシーンがあったが、それでも攻めてを緩めない。

 相手のジェフも、札幌の集中した攻撃とディフェンスに焦りだし、上手く呼吸が合わない、ポストに当てるシュートも有ったが最後まで得点ならず。

 1−0で終了。

 札幌がJ2で唯一ベスト16に進出。

 これで少しは、J2リーグでのウップンを晴らした。しかし、週末の試合が少し心配である。もしかしたら今日で燃え尽きたかもしれない。

 今日の気持ちを忘れないで欲しい。