通りゃんせ

 晴れ、気温は8度。

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 低気圧が北海道の西に移動する間、強い風が朝方吹いていた。その風も今は収まりつつある。この後、高気圧が近付いてくるがそれと同時に冷たい空気が北海道に吹き込むため日中の気温はそれほど上がらない。

 今朝、いつもの散歩コースを歩いていると何故か通りゃんせの歌詞が浮かんできた。小さいころの遊びで歌われた歌なので相当昔の記憶なのだけれど子供の頃の記憶はなくならないものである。

 ちなみにその歌詞は、

通りゃんせ 通りゃんせ
ここはどこの 細道じゃ
天神さまの 細道じゃ
ちっと通して 下しゃんせ
御用のないもの 通しゃせぬ
この子の七つの お祝いに
お札を納めに まいります
行きはよいよい 帰りはこわい
こわいながらも
通りゃんせ 通りゃんせ

なのだが、途中の歌詞である「この子の・・・まいります」の部分が記憶から抜け落ちていた。

 通りゃんせの歌に乗って遊ぶ遊びは、2人でお互いの手を結びその間に入った子供を挟み込むようなものだった。

 

 子供の頃に歌っているときはそれほど詩の内容について調べてみようとは思わなかったが、今見て思うことは、神社にお札を収めることが怖いことだと歌っていることである。

 この辺りは色々諸説あり、江戸時代、関所を通る人々が役人に身分などを調べられる恐怖という説や、子供を子捨てのために神社に置き去りにするという説もあるようだ。更にこの歌が大阪では放送禁止になっているというのも初めて知った。

 はるか昔に作られた童謡が長い時間をかけて伝わったと考えると感慨深いし、その力に驚くわけである。