事務所経費問題

ボヤ程度で鎮火するかと思いきや、何やら政調会長まで登場。こうなってくると調べれば、自民、民主両党議員の殆どが行っていそうである。

 民主党の、管議員の会見で、自党の政調会長は正規に処理を行ったと言い訳して見せたが、何やら他の民主党の議員でも同じ行為をしている議員が後から後から湧き出しそうで怖い。ここで追及の矛先が鈍れば、他にもいる証拠。今の内に全容を明らかにした方が良いが、かえって火の粉を浴びる恐れがあり、行くも地獄下がるも地獄の状況か?
 
 自民党は、当然、このような手法は他の議員に伝わっているだろうから、多かれ少なかれ叩けば皆埃位は出てくるだろう。この党は、以前から何か問題があればみんなやっているから無問題で済ましてきた歴史があるのでこれもまたウヤムヤにするつもりだろう。

 今年の参議院選挙、これで自民党の敗北も決まりと思ったが、対抗馬たる民主党は荒波にのまれたまま浮き上がる切っ掛けが掴めず。半沈のまま航行を続ける体勢である。他の野党はどうかというと、小泉政権の間に党の存在感を失ってしまっている。
 有権者は、このまま自民党政権を認めるか、はたまた少しバランスが悪い民主党にするかはたまた他の党にするか、それにしても状態の悪いものの中からかろうじて食べれるものを探すような状況では、選挙権を行使する意欲が低下する。これは相当投票率が下がりそうな気配である。