院内感染

空は対照的。東の空は、雲ひとつ無い青空、西の空は雲でかすんで見える。昨日までの暖かさとうって変わって寒い。 一月の雨は、記憶に無い。短時間ならあったかもしれないが、一日降り続くのは珍しい。 今年の冬も変と毎年思いながら10年後には、北海道の冬に雨が降るのは珍しくなくなっているのかもしれない。最近、院内感染のニュースが増えている。 このような感染は、院内で起こってはならないのだが、病院自体が感染源を集める場所であり、病室も例外なく外部からの訪問者が多いため常に院内感染の危険にさらされている。また、医療者の不注意から感染源を広めてしまう可能性がある。 もし、院内感染を減らそうとするなら、医療従事者への教育はもちろんのこと、入院、外来を分離すべきだろう。そして少なくとも病室区域には、外部からの立ち入りを減らす方策を採るべきである。 今の病院は、病室への外部の人間の立ち入りは自由すぎるかもしれない。 今後、ますます多剤耐性菌が増えてくれば、病院への立ち入りを厳格にするときが来るだろう。更に薬剤の使用方法、個室管理などさまざまの方法を取らなければならない。 しかし、そのコストをどこが負担するのか・