曇り、気温はマイナス5度前後、昨日の日中は気温が上がったため急激に雪や氷が解けた。そして今日の朝は冷え込んだので、道路の氷の表面がザラザラ氷になってしまった。

 中東の民主化運動は、色々な所に飛び火しているようだ。今の世の中の仕組みを変えなければ一生浮かび上がれないと知った時、人は、自分の人生を掛けて勝負するのだなと思う。

 アラブの王国だとそれはさらに顕著で、王族に所属しなければある意味その国での地位は低いままで、何をするにしてもその縛りから抜け出せなければ、その先の人生と、今の行動を比較すれば、何らかの行動を起こさなければならないと考えるのはふつうである。

 そういう国数多くあるだろう。日本も目に見えない部分で何らかの支配者層が存在する。その見えない部分が見えだしたとき日本でも同様なことが起きるだろう。
 
 このようなことは、人間の性と言えるだろう。虐げられれば虐げられるほどその不満は鬱積し、何かのきっかけで爆発する。それを防ぐには、やはり何らかのガス抜きを絶えず行っていなければならない。
 
 しかし、そのガス抜きも毎回同じでは、その効果も薄れてくる。それが当たり前と思うようになるからである。毎回趣向を変えて行うしかないが、いつかその行為そのものが不満の対象になりうる。そうなれば一度、大きな暴動が起きるしかない。日本でいえば民主党政権の誕生がその一つだろう。

 今後、必ずこの波はシルクロードを伝わり中国、北朝鮮までたどり着くだろう。その時に世界はどのようになっているか想像もつかない。