オリンピック

 晴れ、気温は20度。朝方は結構冷え込んだ。

 オリンピックの開会が近付いているが、その前にサッカーの試合があり、直前に試合会場入りしたナイジェリアに力負けしてしまった。点差は一点だが、その差は大きい。やはり国際経験のなさが試合に出てしまったし、選手の緊張による動きの堅さが出てしまった。

引用 東京新聞http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016080601001160.html) 

リオデジャネイロ五輪開幕日の5日、ブラジル・リオデジャネイロ市内各地で五輪開催に反発するデモがあり、計数千人が参加した。開会式会場のマラカナン競技場近くでは治安部隊が催涙弾を発射し参加者が負傷したほか、一部ではブラジル国旗と五輪旗を燃やす騒ぎも起きた。

 全くもって今回のブラジル大会は危険である。治安の不安定さもあるが、暫定政権に不満を持つ人々と、オリンピック開催より自分たちに分け前をという人たちが大勢おり、更にその騒ぎに乗じて何らかの利益を得ようとする人間が加わって全くもってオリンピックのような大規模なお祭りを開催するにはふさわしくない状況である。

 このような混乱した状況が続けばテロリストが入り込む余地は大きく何らかのテロ事件が開催期間中に起きる可能性が高い。それに対しての対策は国内の混乱の中でできるかどうかわからないし、もし起きるとしたら開催地のリオデジャネイロではなく警備の手薄な他の地域で連続して起きる可能性が高い。

 そうなったとき大会はどうなるのか判らないし、テロを起こす人間はそういったことを起こすことで世界の人々に不安を与え、相互不信を冗長させることに成功することになる。


 今回の大会は、会場の建設遅れ、国内の混乱、ロシアのドーピングと色々な問題が噴出している中での開催で、色々な意味で記憶に残る大会になるだろう。