昨日の続き

 予報では雪だったが、朝から雨が降っている。先週の雪がまだ山盛りあるのだが、3月の雨は、冬の終わりを告げるものである。

 昨日は、時間が無くて途中で終わってしまったので続きを書くことにする。


 人生の残りを意識し始めると、まず体力的、頭脳的に持つ年数を頭に思い浮かべる。それは、思い浮かべるたびに異なる。それは65歳であったり、70歳であったりである。そこから逆算を始めるわけである。

 その年数が10年であったり20年であったりするわけであるが、今まで生きてきた年数と比べればあっという間の時間でもあるし、相当の時間があるともいえるものである。

 でもいよいよゴールが迫っている今、急いでゴールせずとも焦らずのんびり行くのか、全速力で駆け抜けるべきか決めなければならない。

 自分としては、ゴールに向けてラストスパートしたいと思う。それはマラソンと違い、ゴールの概念が距離では無く制限時間であるからである。すなわち急ぐことで解決できる量が増えるのである。

 時間制限のある中、今までよりも仕事を倍こなすには、仕事の密度を増やすか、自分の自由な時間を削って時間を確保するしかない。

 1日、24時間しかない中、24時間仕事を続けて生き続けることはできない。24時間の内、必ず睡眠などで時間を費やすので、自分がコントロールできる時間は、一日16時間程度であろう。

 そうすると1日の時間が経つのも早くなるし、仕事に熱を入れている間に、電話や相談が入り、仕事が度々中断されてはいよいよ、仕事に熱が入る時間は遅くなってくる。

 色々、人生の残り時間に焦りを感じ、果たして自分がこの世で果たしてきた役割を考えると、本当に些細な事にも気が付かされると、そういったレールから外れたくなることも事実である。

 

 どこで人は折り合いをつけてこの世から消えていくのだろう。道半ばにして終わったとしても良しとするのか、出来そうもないと端から諦めてしまうのか、それとも自分の始めたことを後々続けて行くために後継者を育てるのかだろうか。

 結論は無い。