韓国で産経元支局長が起訴される

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引用 中央日報http://japanese.joins.com/article/098/191098.html?servcode=A00%26sectcode=A10) 

ソウル中央地検刑事1部は8日、朴大統領と朴大統領の元補佐官チョン・ユンフェ氏(59)の名誉を傷つけた容疑(情報通信網法上の名誉毀損)で加藤前支局長を在宅起訴した。大統領に対する名誉毀損容疑で海外報道機関の関係者が起訴されたのは初めて。

 これが事実だとしたら、韓国の日本憎悪は、世界の自由主義国家の基準から大きく外れるものである。

 そしてこの記事の引用元となった韓国の新聞社はお咎めなしであり、記事その物は日本語で書かれたもので対象はあくまで日本人向けであった。

 もし、こういった起訴ができるとしたら、韓国内の日本に対する誹謗中傷も日本の検察が起訴できる可能性があるという事である。それに対して少なくとも日本は韓国の真似をするのはやめてほしいと思うくらいである。


 しかし、この事実からしてみて、現在の韓国は国を挙げて日本との友好関係を築こうとする努力を放棄したように見える。それは、戦後補償問題など色々な事柄を今までクリアしてきて一時期韓流というようなブームが日本で起こったことがあったのかと思うほどのことである。

 韓国と日本の間にある日本海が両国を大きく隔てた事実は変わらないし、領土問題で強硬姿勢を取るとなるとそうならざる負えない国家というものの業を見た思いである。

 今の韓国は、日本と縁を切り、中国に大きく接近を始めている。傍目から見ると都合よく相手を乗り換える国と言うしかない。

 世界を生き抜くために国も人のように世渡りをしなければならないことは重々承知している。その世渡り上手を傍目から見る世渡りべたが必ず存在する。調子よく強いものにすり寄り漁夫の利を得ようとする姿に、自分も同じように世渡り上手になろうと思うと同時に、その自分の意思に反した行動の間にジレンマを覚え、一歩踏み出すことのできない人間もいる。

 国家も多くの人間の思想を束ねた存在だが、マクロ的に見ると個人の駆け引きのように振る舞うものである。その中で抱えるジレンマを克服する必要性も出てくる。

 日本人的にそれは余りにも酷いという事でも、その国の常識ではそれが当たり前という国もある。それが当たり前と思う国が多ければ多いほど国際的な基準は、そういった行動をしない国が馬鹿なのであるということになる。

 日本人的に許されないことをされて国際的に非難されないのであれば、それは国際的な常識である。今回の件、世界的に見て許される事実かどうか、今後の流れを見守るしかない。そういった世論を作り出せるのもやはり日本が強国である必要もある。