変化

 曇り、気温はマイナス11度。

 昨日は、コンサドーレ札幌の練習試合が有ったらしい。結果は1-1のようだが、今朝の民放ではSTVだけが報じていた。HTBなどは日ハムの紅白戦の話題を30分おきに流すという何時もの状態でそろそろ見るのを止めようと思う。

 

 天気予報の質は、STVよりHTBの方が良いのだが、それ以上のメリットは殆ど無い。ただし、STVも途中挟まる日テレの放送が邪魔で仕方が無いというのもある。

 普通にニュースと天気予報が繰り返し放送していてもらう方がまだましである。そんな放送局が有ればと思うのだが残念ながら日本には無い。

 やはりどこの放送局もインターネットに押され視聴率が下がった影響は大きいのだろう。やはりタダで番組は作れないし、その番組を作るにも何らかの彩が必要でそれなりのタレント事務所と癒着とはいかないまでもなあなあの付き合いがあるのは、長年事業を継続すれば生まれるのも当然である。

 そういった継続の歴史が今のテレビ業界を作り上げたのだろう。どの世界も同じである。淀んだ流れには淀んだ水が好きな人が集まるもので、却って淀んでいることが都合が良いと思う人間が多い。

 正当な競争で仕事を取るより、お互いにうまい汁を吸おうとする人間が集まった方が仕事を取るのが簡単な場合も存在する。そんなもんである。

 そうして、今の色々な業界がある。しかし、その色々な業界も何十年に一度何か制度を変えるような外圧が必ずやって来る。自動車などは、世界の国が相手で特にアメリカからの理不尽な要求が外圧に成って度々やって来るからそれなりの体制が出来つつあるが、それでもタカタの欠陥のように見方のエラーも存在し休まる時が無い。

 外に出て行かない企業でも全中のように政策変更で北風を諸に浴びることも有る。これも、自民党の政策であるTPPに反対した影響は大きいだろう。そういったことが何時かはやって来る。

 テレビ業界も、何時までも続くと思われた不動の地位が徐々に崩れ始め、ご多分に漏れず新聞も販売部数を減らすようになったことで、大きな変化の波をもろ被りの状態になっている。

 長く続けば続くほど、外部の変化に付いて行けず失敗する。そんな企業をどれだけ見てきたことだろう。それは翻ってみれば明日は我が身という事である。