気象

 曇り、気温は11度。

 昨日の夜から雨が降り出し、朝6時頃まで降り続いた。そんな大雨では無く小雨が降り続いた感じだ。

 4月の終わりから急に暑くなり、このまま夏までこの暑さが続くのだと勘違いしてしまった。やはり5月は5月で何時もの寒さがまた戻ってきた。そういったちょっとした変化の波に人間の体は惑わされ体調を崩すこととなってしまう。

 今日も予想では、日中も低い気温で経過するようだから、この変化に順応できなくて風邪をひく人が増えてくる。地球温暖化による気象変化の激しさは、人間にはやはり優しくないようである。この先もっと変化が激しくなればそれによって人口の減少化というものが現れてくるのではないだろうか。

 またそれに対応できる空間が出来てくるのかそれともそういった変化に人間が順応するかだが、そんなに早くは順応化はできないだろうから、SFに登場した未来都市のように人間が暮らしていくためのドーム上の都市が出来てくるのだろうか。

 その未来の想像図ではその中は快適な環境に整えられドームとドーム間はパイプ状の交通機関で結ばれるのだが、そういった都市が地球上に現れるのは何時頃なのだろうか?

 もし、地球環境の激化が100年後だとしたらもうそろそろそういった都市空間の建設が始まらなければならないだろう。そうでなければ今の人口をカバーできるような巨大な建物が用意できるはずもない。

 更に用意できたとしてもそこで暮らすことのできる人の選抜が必要になるので日本の様な人口密集地帯がある年では中々難しい事にはなるだろう。

 一つ提案するとしたら、スポーツを行う、野球場、サッカー場、体育館などを新しく建設する際、そういった都市機能を併せ持つドーム型の施設を作ることだろう。そうすればいざとなればそれを核とする居住地域を容易に建設可能だからである。

 一つ一つは小さくとも大きなスタジアムだと4,5万人は収容できるのだからそれを使わない手はない。スタジアムと商業施設を合体させて作ればある程度の都市機能を持たせることができるだろう。

 今後、何を切っ掛けに気象状況が過激になるとも限らない。やはり備えあれば憂いなしである。