サッカー

 雪、気温はマイナス5度。今日は大雪。


 土曜日は、J1年間王者、昨日は、J1昇格、J2入れ換え争いが有った。

 J1年間王者は、さすがと言うべき試合運びをした広島が優勝し、J1には福岡が、J2には町田がそれぞれ昇格した。昨日は丁度スカパー無料ディーが重なり試合を生で見ることができたのだが、やはりコンサドーレが主役では無い試合は見る気が起きず結局ゴルフの方に切り替えてしまった。

 

 ああいった試合は、当事者は燃えるのだけれどどちらを応援して良いか最初は判らない場合、どちらが勝てば面白いかという視点になりがちである。

 更にその日の早朝は、バルセロナバレンシアの試合もWOWOWで行われていたのでそちらも見ていたので、どうしても比較してしまう。

 その試合でいえば、技術的にはバルセロナの能力は世界一と思える。それに対抗するバレンシアは、パスミスも多くゴール前を固める形で、それでもバルセロナの決定機をギリギリのところで抑え込む守備は見事だった。

 試合は、バルセロナの先取点後に追加点が奪えず最後の最後でカウンター一発で引き分けに持ち込まれるというものだった。いくら技術的に優れてる相手と戦っていても試合の中で必ずチャンスは訪れる。その決定機を逃さなければ得点は入る。本当にサッカーの恐ろしさ、面白さを表した試合だった。

 J1で優勝した広島は、10日から開催されるクラブWCに出場できる。そして勝ち上がればヨーロッパ王者のバルセロナと戦う事が出来る。もし戦う事に成ればJリーグの能力を世界に発信してもらいたいものである。

 ただし、試合までの期間が短く準備が大変である。日程的には既にリーグ戦が終わり他のチームはオフに成っているのに、勝ち残りチームは体力的に一番つらい時期を過ごしている。

 こうなると、最後にチャンピオンシリーズを行う意義が判らなくなってくる。来シーズンも前期と後期の2期戦うなら前期と後期の優勝チームの一発試合で決着をつけるべきだろう。年間勝利数が一位のチームは残念ながら出場できないが、これ程チームによって差が出る期間を上手く過ごせるようにしなければ選手の怪我や体力回復の面、更にチームを来季に向けて準備する時間の確保と言ったところに差が出るのは宜しくない。