晴れ、気温は6度。
引用 マイナビ(http://news.mynavi.jp/news/2016/04/05/391/)
岡山県備前市は、同市の2016年度ふるさと納税返礼品として、日本マイクロソフトのタブレット「Surface Pro 4」および、ノートPC「SurfaceBook」を1日から追加した。
昨日の納税の義務ではないが、ふるさと納税のお礼の品が変な方向へ向かっているように感じる。自分もふるさと納税をしているが、自分が生まれ育った町にしている。そこから特産品が送られてくるが、何か申し訳ない気がしないでもない。
このようにどんどん過激化している理由は、本来はいるべき税収がふるさと納税で他の市町村に流れているからにほかない。どこの市町村もふるさと納税の影響力に驚いているのだろう。
今回の、SurfaceBookはネットで購入すれば32万程度なので、ふるさと納税の限度額が72万の人にとって納税するだけでもれなくついてくるのだからこれほどおいしい話はない。
しかし、そもそも納税によって得る品を目当てに縁も所縁もないところに納税することが果たして名称に沿った制度なのかという疑問が沸く、返礼品は必ずその地方の特産品でなくて良いなら今後もこう言った物目当ての納税が続くだろう。さらにそれがこのまま過度かすれば納税の意味が曲げられてしまうことになる。
地方自治体にとって税収増は将来にわたる死活問題である。しかし、このような方法で税収を上げても一過性のものになるだけで永続的なお付き合いをすることはないだろう。その所を分かっていてもなお手を出したい麻薬みたいなものなのかもしれない。