参議院選挙

 快晴、気温は18度、朝方は少し冷えていたが日が昇り外が明るくなると同時に気温は上昇しだした。

 選挙が終わり何が変わったかといえば何も変わらないような気がする。すでにニュースの話題は東京都知事選に移っており、改憲可能な議員数が与党で3分の2を超えたことについて大方の人間はそれで何が変わるのか気づいていないのだろう。

 民主党政権が数年で瓦解し、自民党政権に取って代わってからの今までは、民主党ロスという思いが強い。特に民主党のあの清廉潔白な主張をしておきながら実態は玉石混合で何をしたい政党か表に出せないまま、その何かに期待していた多くの国民は失望と同時に政治に無関心になってしまった感がある。それは、自分ひとりの個人的感想なのかもしれないが、自分の中で政治に対する無関心が大きくなった。

 毎月といっていいほど、政治家の無責任さや無能な様を見せつけられそういった人たちに日本の生末を任せなければならない現実に嫌気をさし、なるべくそういったところに近付かないようにしている。

 日本国憲法改憲という場面に国民の一人として向き合おうとしている。

 日本国憲法の改正には国会で3分の2以上の賛成で可決されその後それを国民投票で決めることとなっている。

引用 総務省 

日本国憲法第96条に定める日本国憲法の改正に関する手続を内容とする「日本国憲法の改正手続に関する法律(憲法改正国民投票法)」が、平成22年5月18日に施行されました。

 また、同法の一部を改正する法律が、平成26年6月20日に公布・施行されました。

 国民投票は、投票総数の過半数で改正が承認されることとなっている。もし投票率が60%程度なら、国民の3割以上が賛成すれば憲法は最終的に改正されることになるので投票率の高さが問題となる可能性がある。

 今回の選挙で変わったところはそんなところである。果たして我々は、そういったことが現実に行われる時代が来たことに驚くべきか坦々と受け止めるべきか?

 歴史は繰り返す。平穏だった時代もいつかはやがて騒乱の時期を迎えまた安定期に向かう。今までと違うのは、斧や槍で戦った時代よりも武器は格段に進歩し、騒乱の時代を迎えるにしてもその破壊力はケタ違いだということである。世界的な騒乱になれば地球上に生命が存在しない時が訪れることも可能性としてはあるだろう。