Windows10 1607 バージョンアップエラー

Windows 10、バージョン 1607 の機能更新プログラム - エラー 0x80070490」

 バージョンアップが進まない状態に陥ってしまった件で対応を少し書いてみる。

 以前にもここにWindows10のアップデートに躓き、ノートPCが使用できない状態に陥った件を書いた。その時は、アップデートできないファイルを削除して解決したが、今度も同じドツボに嵌ってしまった。

 Windowsの更新に失敗したというメッセージからそれは始まったのだが、その解決方法として「Windows10アップグレードアシスタント」のインストールを進められた。

 途中までは問題なく、Windows10本体のダウンロードが始まるのだが、ここから大変である。またもやCPU負荷が100%になりはじめる。画面ではほかの作業をしていて構わない旨のメッセージが表示されているにもかかわらずである。

 ブラウザーなどを起動していると動作が緩慢になり、他のアプリは立ち上がらなくなる。それは当たり前、Windowsのアップデートだけに95%くらいCPUを消費しているのだから。そのため途中フリーズのような形になり、手動でPCの強制終了を繰り返すことになる。

 そしてアップデートに失敗する原因は上記のことらしい。解決方法をネットで求めると、古い記述だが、DOS窓からコマンドを実行し破損したファイルがあるか確認しなさいというマイクロソフトQAにぶち当たる。

 そこでDOS窓で実行してみるが、破損ファイルなしという結果であった。

 仕方なく、ネットの情報を当たるが、1607の問題が引っ掛かり、その中に手動でアップデートすると良いという記事を見つけ、USBにWindows本体をダウンロードすることにする。

 ※このダウンロードも時間が掛かるので時間の余裕が無ければ寝る前とかに実行すると良いのかもしれない。

 ダウンロードしたフォルダの中の「setup.exe」を管理者権限で実行。

 しかし、途中でWindows10で実行できないアプリがあると表示。インストール条件は変更できるが、このアイコンに表示されているアプリがどれなのかいまいち不明なのでとりあえずバージョンアップをやめて様子見をすることにした。

 中途半端な結果だが、途中のエラーで困る人は実行してみると良いだろう。