日本代表 アジアカップ 対ベトナム 1‐0

 曇り、気温はマイナス7度.夜中に降った雪が15㎝くらいに積もっていた.

 

 昨日は夜の10時から日本代表の試合が始まった.飛ばしてみるために録画しながら見ることに、しかし、飛ばすというよりそのまま見ながら寝てしまった.そうするうちに12時ころに目が覚めたので再生すると丁度後半開始直後からになった.

 後半の日本は、小気味良いほどパスが回り相手のゴールに迫るのだが、決定力の無さが浮き彫りになる.

 この試合ワントップに入った北川選手は奮闘するも空回りを繰り返す.あれを決めれば日本代表に定着できるだろうチャンスを逃す逃す.

 その中で光ったのは堂安選手だった.ゴール前にドリブルで突っかけてボールをロストし、チャンスを逃した後、数分後VARの判定になり、PKをゲットする.そのチャンスを堂安選手が決めて日本が先制する.あのVARが無ければ苦しい試合は続いたはず.

先制したことで選手たちがリラックスしたのか相手をほんろうするパス回しを行う.その中でゴール前に迫るのだがあと一つ決められず、追加点を奪えなければ相手も調子づくのは試合では当たり前のことで、ゴール前にベトナムの選手が顔を出すが、思い切り外すかゴールラインを割るボールが多くて本当に助かった.

 

 試合は、1-0で日本の勝利となる.そのあと前半を見直すと、VARで吉田選手のゴールが取り消されていた.何という試合だろう.

 

 勝つチームが強いというのは道理だが、試合内容は今一つ、南野選手の活躍はこの試合も見せられず、選手間の呼吸がまだまだ合わない.最後の最後で合わないから得点が得られない.

 

 あと森保監督だが、交代カードを使うのが遅い.攻撃のリズムを失い選手がヘロヘロになるところで交代では、その間のチャンスをフイにしているのと同じである.疲れた選手が動かないせいでチャンスもピンチもやってくる.

 

 あとは、GKと守備陣との連携だが、これも上手くいっていない.この試合でもそのミスが出て相手にゴールを奪われる恐れがあった.強い相手と戦うことになればなるほどあのミスが致命的になる.

 相手を甘く見てあんなプレーをするというより、心に余裕が無くて慌てているのではないだろうか?

 

 今回の代表が永遠に続くのではなく入れ替えは当然あるだろうが、基本的にはこのチームがこの先数年続くのだろうが、やはり、試合に出ていない選手.柴崎選手や乾選手のこの大会で調子を取り戻す経験を積むという選手の動きがやはりこのチームのリズムを崩していると思う.このチームには、もしかしたら中嶋選手がいないと回らないのかもしれない.大迫選手は怪我持ちのため後半の短い時間の出場で終わったが、この次の試合などフルで出すのは大きなけがにつながりそうなので見ていて怖い.

 

 今一つな北川選手と武藤選手のどちらかをワントップで使うのではなく、いっそうのこと堂安、南野、乾選手を並べたゼロトップにしたほうが得点のチャンスが増えるよう気がするがどうだろう.あとは大迫選手の復調だろうが次の試合は簡単には勝てそうにないだろう.