J1リーグ 第32節 vs広島 0-0

 太陽が照り付け見た目は暖かそうなのに気温は5度前後。ドームの中は快適な気温で試合ができる。冬が長い北海道にとってこの環境は素晴らしい。

 スタメンは、GK高木、DF田中、岡本、福森、サイドはルーカスと菅、ボランチは荒野、馬場、MFは青木、浅野、ワントップに前節と同様駒井が入るゼロトップを継続する。

 前半は、両チームとも特色を出して戦う。広島は堅い守備を基調に前線の飛び出しからゴールを狙う。対してコンサドーレは、ボールを奪ったら直ぐに前線へのパスあるいはドリブルから持ち上がり相手を圧倒しようとするが、相手の守備の堅さはGK大迫を中心にコンサドーレの攻撃を跳ね返す。コンサドーレもシュートは放つのだが、ゴール枠を外れるかGKの好守に阻まれ続ける。その流れは後半も変わらず、交代で入った小柏選手も得点を決められず引き分けで試合終了。

 両チームともチャンスはあり、決めてしまえばそちらが勝つというようなハラハラドキドキの試合だった。

 外に出ると気温が下がった外気の中、福住駅に向かうサポーターは無言で足早に地下鉄駅を目指すのだった。勝ちたかった。