737MAX

 曇り.気温は1度.夜中に雪が降ったようで朝方は道路も白くなっていたが、今の時間は融けてしまった.これも春への通過儀礼というところ.

 

 

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 日本で737MAXが運航されているか調べたところ、まだ運航はされていない.主に中国で飛んでいるようで、いま中国では運航を取りやめているところである.

 737MAXは文字の通り737の後継機で、737は、相当売れた機種で世界の空を今でも飛んでいる飛行機である.日本でもANAJALで使用している.

 そして、その737MAXであるが、737のエンジンを換装し高燃費化したものという.すでに2年前に就航している.その2年の間に2件の墜落事故があり、1件は、インドネシアの航空会社のものが2018年の10月、もう一件が3月9日にエチオピア航空の機体が墜落した.その事故については事故調査を行っているところである.

 この2件が続けて起きたため機体に欠陥があることが予想されている.

 

 この事故により、ボーイング社の株価は暴落しているそうだが、やはりこの先明らかになる事故原因によっては、相当な損害請求や修理に多額の費用が掛かることは予想されることである.株主もおちおちしていられないだろう.

 

 これだけ世界の空を多くの飛行機が飛び回っている現状で実際墜落する確率は途方もなく低い.しかし、一度事故を起こすと殆どの乗客の命が奪われるため飛行機事故の印象は強い.

 日本での航空機による直近の死亡事故としては、小型飛行機の墜落事故やヘリの墜落事故は年に1,2度起きているが、大きな事故は1985年のJALの墜落事故以来起きていない.今では大型ジェット機の墜落は落ちないと考えてよいというくらいになっている.

 

 飛行機は落ちないというのが実際の事実なのだが、しかし、時折ある墜落事故の印象があるので、それが本当かと疑ってしまうのも事実である.だから、今回の737MAXの事故が続けて起きたということは、相当な確率で機体に問題があったということである.