対等な会話とは?

 曇り、気温はマイナス5度.雪は降らないが寒さは厳しい.

 

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天気図を見ると北海道上空には、大きな雲が掛り雪が降りそうなところだが、大雪とはならなかった.これから徐々に西高東低の冬型の気圧配置に変わるので丁度年末年始にかけて真冬ということになるのだろう.

 

そして日韓関係である.

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 朝日新聞的には、譲歩すべきは日本の方であると世論を誘導したいと考えているのは、今までの通りである.日本の戦争責任は永続的に発生していると考えているようである.

 産経新聞は、

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日本の望む韓国の裁判所が下した判決を破棄する方向へは進まないと書く.

日韓は地理的に隣り合わせであるが「近くて遠い国」になりつつある.この傾向は、韓国の経済発展とともに強くなる傾向にある.自分たちの国が世界において認められてきたことの自負心がそうさせるのだと思う.世界の強国に向かう中で日本に支配されたという歴史は屈辱の歴史であり、そうなった理由はどうでもよいことである.

 今までは経済協力という形で韓国に対して日本が援助する立場だったから目立たなかっただけで、その立場が対等となれば対応が異なるのも致し方ない.

 朝日新聞が言うように何時までも謝罪する側に未来永劫続けるのは対等の立場ではないと思う.第2次世界大戦で被害を受けた国という位置付けであれば当時韓国は日本と共に戦った国であり、お互いに交戦したわけではない.

 

 そこにあるのはやはり戦時中の政府に迎合した朝日新聞の立場を反省して日本を戦争させない国にしようと考えたからだろう.その戦争をさせないというところを自己批判すること、すなわち徹底した日本人の行為は全て悪であると自己否定させることだった.

 戦後すぐはそれでも構わなかった.しかし、時間は流れ世界の中の日本の位置づけは変化しているにもかかわらず何時までも過去の戒めに縛られていては、正常な関係は結べない.却って正常な関係を結ぶことを邪魔している結果になるおそれがある.

 もし謝罪しても許されないのなら、日本は韓国に併合されるしか方法が無いのではないかと思う.それを是とするこの先の展開を望んでいるのだろうか.