健康な人の自粛がウイルスを終焉させる

 雨、気温は9度.6時頃から雷と雨が降り始めた.多くの方がお休み中だと思うが、この天気なら外出する気も失せるだろう.外出自粛の促進にはちょうど良い天気である.

 

 

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 現在のコロナウイルスの感染は、医療機関介護施設に集中し始めている.最初の頃から言われていた無症状の感染者は、軽症で終わる分、その間ウイルスをばらまいている状況である.そのため、重症化するのは免疫力が弱っている人になる.そういった人が多く集まっているのが医療機関、介護系のしせつになる.

 そのため健康な人でも極力家で待機し他の人と接触を避けることが大切であると国が何度も繰り返しているが、中々実行に移されないところがある.

 結果的に本来なら外と行き来の少ないはずの病気を治療している人や介護系の施設にいる人たちが、被害に合っている.

 健康な人の協力なしにこのウイルスとの戦いは終わらない.この先、このウイルスが変異してもっと凶暴に暴れまわるようになってしまえば健康というものは何の役にも立たないことになる可能性がある.

 多くの人に感染を続ければウイルスはどこかで生き続ける.この世から消えてなくならない限りどこかで人間あるいは動物を宿主として生き続けるわけである.

 この世界で生き延びているウイルスが多ければ多いほど別な形に変異する確率も高くなっていく.今回の新型コロナウイルスに免疫を獲得したとしても次に変異したコロナウイルスに感染する可能性が低くなるわけではないため、できるだけ世界に広まらないようしなければならないしその変異の確率を減らすためにもウイルスが広まることを防がなければならない.

 我々人類がこの先に会うコロナウイルスの感染は、この状態が続く.いくらワクチンが出来たとしてもインフルエンザと同様、症状を軽くする効果はあっても完全に感染を防ぐことはできない.変異を繰り返せば当然ワクチンが効かないウイルスが発生する可能性があるのである.

 

 健康な方は、新型コロナウイルスに感染しても軽症かもしれないが、そのことで他の人の命とかかわっていることを理解することが必要である.