キラキラネーム

 曇り、気温はマイナス1度.夜中に雪が降り地面が薄っすら白くなり外は明るく見える.

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 当の事件とは別に話題になったキラキラネームの話題.

>>西村博之氏(44)がツイッターで「親の知能は子供に遺伝します。他人が自分の子供を呼ぶために、名前をつけるのですが、一般的に読めない名前をつける親は頭が良くない可能性が高いです」

 とまたもや個人の発現を切り取ってニュースにするという誰々はこういったニュースであるが、それに茂木健一郎氏が名付けに他人が口をはさむべきではないといったというニュース.

 世の中に多くの名前を持つ人が居りそれぞれが何らかの意図をもって子供に名前を付けたと思う.それぞれの名前の由来があり何故それを付けたのかという余り明らかにされない理由がある.

 今回の容疑者の名前が特殊でありそれに当てられた漢字が読めないというので眼にとまったわけである.

 世の中に出て名刺を交換する際、姓しか目につかないことが多くある.名前については、記号にしてやり取りして初めて知ることになる.

 そういう意味で、キラキラネームの最初の関門は、小学校だと思う.テストでは必ず名前を書かされ、出席を取る時には名前を呼ばれ、後ろの壁には自分の名前を書いた作品が貼られる.卒業式には名前を呼ばれ、卒業アルバムにも名前が載っているわけである.これ程濃密に自分の名前と共存する時間はない.

 それでも小学校は、友達から名前で呼ばれても漢字を教えることは無い.中学、高校、大学と進み、就職活動を行う都度にしたの名前はどう読むのと聞かれる回数が多くなるのである.

 その都度、読み方を教えることとなり普通の一般的な名前より寄りは手間がかかることになる.

 キラキラネームは、実は自分が望んで付けられたわけではないことに徐々に気付いてくる.何故この名前を付けたのか親に聞いてみたくなる.突拍子もない名前で無ければそのことを親に聞くことは無いかもしれない.

 その時に、親がどうして子の名前を付けたかをきちんと説明できれば問題は無いと思う.人と違った名前が逆に個性となり自分に合っていると納得できる場合もあるだろう.舐めとはそういうものである.

 キラキラネームを付けられることで子供にとって一つ試練を与えられる.それを上手く乗り越えられれば問題ない.もし、それが劣等感を生むような結果になれば、その責任は親にある.名付けた親は、そういった責任を持つということを覚悟して付けて欲しいと思う.