陰謀論を否定する証拠

 2度目の投稿になるが、気になる記事があったので追加する.

www.newsweekjapan.jp

 早い段階で、武漢の研究所からの新型コロナウイルスの流出を疑う記事が流れたが、すぐに専門家が否定したことで武漢の市場から感染が広まったことになってしまった.

 その時、自分は研究所の実験動物が市場に横流しされたのではないかと勝手な推理をしたのだが、それがあながち妄想ではなかったというようなことである.

 武漢研究所からの流出を疑ったのは、科学者とは別なグループだった.それはある意味秘密を暴くことに興味を持つ人たちであった.

 彼らが調べる手段は、インターネット上にある情報を探し調べ上げることだった.今では、武漢研究所に関する情報を閉ざしてしまった中国だが、彼らは全ての情報を遮断していなかった.その隙間を縫うように中国国内のデータベースを探り、仮説に必要な情報を集め、犯罪に対する状況証拠を積み上げてきた.現行犯逮捕できるような直接的な証拠は無いが、今回の新型コロナウイルスの元となるウイルスは中国の銅山の蝙蝠が発生源であり、その発生源から武漢の研究所を中心としてウイルスを採取していたことそして、そのウイルスを人間に感染するメカニズムを探るために実験を繰り返していたことを突き止めた.

 状況証拠の積み重ねは、確実に武漢の研究所が新型コロナウイルスの発生源であり、そのことに中国施府は強力に関わってきたことを示していた.

 更に恐るべきことに、最初に武漢の研究所から発生したという説を強力に否定したアメリカ人の科学者は、武漢の研究所の研究者と密接な関係があり、その濃密な関係から世界にフェイクと呼ぶ説を流したわけである.

 

 今後の報道の期待としては、最初に武漢研究所流出説を否定した科学者から本当の証言を導き出すことである.もし、彼が本当のことを話しても中国政府は頑なに否定することは判っている.しかし、それではいけない.一歩間違えば人類を滅亡の危機に追いやった国として糾弾されなくてはならないし、このために多くの人が亡くなりそれにかかわる家族の無念さを思えば、国としての過ちを認めさせる方向に世界は動かなければならない.

 

 もし、今回の報道が正しければ、中国政府が行った行為をまた繰り返させないような仕組みを作り上げることが重要である.

 今、中国は善意の提供者として各国に自国生産のコロナウイルスワクチンを提供しているが、まさしく病の原因を自ら企てその治療薬を配って自分の味方につけようと企てている.

 最初、この説は、陰謀論者の戯言と否定されていたが、本当の陰謀は隠されているものだと判ったはずである.