Jリーグ 第18節 vs 大分 2-0

 曇り、気温は14度.雨が降り出しそうな天気である.

 

 土曜日の試合、別な用事があり結果は判っていてDAZNを見る日になってしまった.

 

 前半早々、金子選手のシュートが決まり、2-0としたところで次に得点が入らないこと大分のシュートも決まらないことが判っているため、安心して試合は見れるのだが、内容そのものに注意が行かなくなってしまった.結果が判っている試合は、後半得点か大量得点の試合だと少しわくわく感がある.

 金子選手は2ゴールしたので当然MVPものである.その他の選手もチャナティップ選手が久しぶりの試合であったが、試合勘は失っていなかったようで良い動きをしていた.また、ルーカス選手も相棒であったロペス選手が移籍話で不在も相変わらず切れの鋭いドリブルを見せていた.

 それにしても前半の大分は自陣に引きすぎである.あれだけゴール前を固める大分は見たことが無い.

 コンサドーレがハーフェーラインでボールを回す場合でも少し下がり過ぎに見えた.風が強い厚別なのでボールが伸びることを予想してバックラインの裏のボールの処理に不安があるのと前半は動きを押さえてコンサドーレの選手のスタミナが切れる後半勝負と考えていたのかもしれない.

 そういう意味で金子選手の早い段階でのシュートをあれだけの守備が居たのにも関わらず防げなかったのは最大の誤算だったかもしれない.点数を入れられたその後は、結構、前からプレスを掛けるようになりコンサドーレのミスを誘い決定的チャンスを迎えていた.あのチャンスを決められれば2-0は危険なスコアになってしまっただろう.

 そのタラレバはお互いにあったわけで、勝利の差はそのタラレバを如何にものにするかのに掛っていると言って過言ではない.

 

 これで5月に川崎に負けて以降は無敗を続けているわけでチームは好調といって良いだろう.けが人が必ず数名はいる状況で、チーム得点トップのロペス選手がいない状況で何となく得点は取れているのは凄いことである.一人の選手が抜けたとしてもチームとして補えることは好循環である.

 7月には、オーストラリアで活躍していた檀崎選手が復帰してくる.彼が加わって更に選手層が厚くなることを期待したい.