ルヴァンカップ 準々決勝 第2戦 vs FC東京 0-2

 昨日行われたルヴァンカップ第2戦(平塚競技場) FC東京との試合、スカパーオンデマンドが急遽安定した放送ができないとアナウンスがあり、その代わりFODで放送することになった.

 そのFODもアクセス数にネットワークが持たなく開始前にYouTube配信もすることになったらしい.これはルヴァンカップとは関係ないが、日本のインターネットを使った放送事業は国内企業では無理だということが判ってしまった.

 

 この試合、何といっても新外国人のミラン選手が控えに入ったことである.来日して時間がなく全体練習に参加したのも数日にも関わらず出場の可能性があるというのも選手層の薄さを物語っている.それなら何故レンタル移籍させたのか謎なのだが、チームの経済状況はこのコロナ過で相当ダメージが大きいのだろうと想像させる.人件費を抑えるために必要なことなのだと思うが残念なことでもある.自分が太いスポンサーになれるならまだしも一般人にとっては応援するしかない.

 

 前置きがすごく長くなってしまったが、試合開始早々ホームのFC東京がブラジル人3人でコンサドーレのゴールに襲い掛かってくる.まさしくシュートを決められるかと思ったが寸でのことで菅野選手がシュートをブロックし事なきを得た.

 しかし、チャンスはFC東京に訪れる.コンサドーレのゴール前でFKを獲得し、蹴るのはレアンドロ選手.FKの位置を巧妙に後ろにずらしていたことにコンサドーレの選手は抗議するが審判は受け入れない.そこから蹴ったFKはジェイ選手が頭に当てるがゴールの枠に飛びFC東京に先制を許してしまう.これで合計2-2になったが、アウエーゴールの差でこのままだとFC東京が勝ち抜けることとなった.

 そこからコンサドーレの猛攻が始まるが、その出鼻を挫くように福森選手が怪我で交代する.何度CK、FKのチャンスがあっただろうか、そのキックを菅選手、ルーカス選手、しまいには宮澤選手が蹴るがどれも得点に結びつかない.

 後半、期待の外国人選手であるミラン選手も出場するが、見せ場は殆ど作れず.相手に追加点を許したが、一点入れれば延長というところで柳選手のシュートがバーに当たりチャンスを逸する.相手が退場者を出し一人少なく、ブラジル人トリオはいない中で延長に入ればコンサドーレにチャンスはあったろうが、ゴールはならなかった.

 ルヴァンカップの忘れ物は今季は取りに行くことはできなかった.果たしてそれが実現するのか、自分はその試合を見ることができるのか非常に判らなくなってしまった.