戦争

 曇り、気温はマイナス14度.寒いの一言しか出てこない.

 

 

www.jiji.com

 お互いが我慢できなくなるまでやり合う不幸の連鎖というべきだろう.相手が生存している限りこの戦いは終わらない.相手を痛めつけることが正義ではない.しかし、相手の戦意を喪失させるまで戦いは続く.相手が反撃する意志がある限り戦いは続く.第二次世界大戦アメリカが原爆を2発使って戦う意志を喪失させたことで日本は降伏した.その力の前にひれ伏し、占領下で戦争をしない国になろうと諭されたわけである.そこまでしないと戦争は無くならなかった.

 ISとの戦いもそれと同じである.相手がとことん戦う意識を失うか、それとも戦う意識を持った人間を根絶やしにするかである.そこが中途半端だと何時までも火種が残ったままとなり発火する.アフガニスタンアメリカが軍隊を駐留させ民主化を進めようとしたが、敵対する勢力から戦争の意思を奪い去ることはできなかった.今あるのはその結果である.

 

www.bbc.com

 ウクライナの情勢も同じかもしれない.お互い独立した国であり、一端戦争を始めれば憎悪の戦いが始まることになる.そうなれば相手が根を上げるまで続く.戦いが長期化すればロシアの経済が持たないだろう.或いはプーチンの権力構造が持つのか不安である.今回、戦争が起これば短期間で終了すればロシアに有利、長期化すればするほどウクライナが有利となるだろうが、お互い不幸なことには変わりない.

 この先の未来、日本に起こるかもしれない戦争というものを国民はウクライナを見てどう考えるだろう.戦争したくないとの思いから争いになれば自ら進んで白旗を上げるのだろうか?それともアメリカに代理戦争をしてもらうのか?そういった選択になるかもしれない.