曇り、常に雨粒の混じった風が吹く.本降りになるまでもう少しである.気温は15度.今日は相当な雨が降りそうだというが所によりということで北海道は広く所により晴れているところもある.
このところまとまった雨が降っていなかったので農家にとっては恵みの雨かもしれない.それでも胆振地方は100ml程度の豪雨になるようなので降り過ぎはいけない.
昨日は、丁度日が沈む6時30分頃に遊覧船は海上に再び顔を見せた.数日前に海面下まで姿を見せたあと落下し更に深い海に沈んだのに再び回収するのにそれ程時間は掛らなかった.素人ながら深い海に沈んだと聞いた時は、回収不可能と勝手に思っていたがそうではなかったようだ.
船が浮かび上がったからといって行方不明の方々がその中に閉じ込められてはいないことは既に水中カメラで確認されているからあれだが、船に何か魂が残っているように感じるのは自分だけだろうか?そう意味で少し救われたような感じになってしまう.
これから網走港に戻され船の検分が始まる.事故につながった原因がわかりこの事故の後始末をしてもらわなければならない.そして、この事故で無くなった方々のご冥福をお祈りしたい.
ウクライナが盛り返したことで、ウクライナの勝利で終わると思った戦争だが、ここにきてロシアも総力を挙げて動き出した.ロシア兵にとってもウクライナ東部を陥落させればウクライナ軍との戦いが終わると信じているのだろう.早く戦争を終わらすためには形振り構わず相手を叩き潰すしかない.
それに対してウクライナ軍はそこに住む国民を犠牲にするわけには行かず難しい戦いを強いられているといえる.お互いに引かない戦いをすれば多くの犠牲者が生まれてしまう.
この戦争は、非はロシア側にある.そのロシアの思惑、言い換えればプーチンの考えによって多くの犠牲者を生み出している.これ程無益な戦いはない.この先ロシアはどの方向へ向かっていこう考えているのか判らない.
もし一時的にウクライナ東部を占領したとしてウクライナが戦争を止めなければロシアは兵力をそちらにそそぐ必要がある.更にプーチンの頭にはウクライナ全土をロシア領にする野望がある.そうなれば更に大規模な兵力の補充が必要だが、プーチンが後50年も生きながらえるとはとても思えない.この先の未来に向けてロシアとウクライナの争いが続くとしたらこの先50年を生きなければならない両国民に何を残すというのだろうか?暗い未来を将来の子供たちに残すことで自分は表舞台から消え去ろうとしているのだとしたら狂気以外の何物でもない.