日本の行く末

 晴れ、気温はマイナス13度.極寒からは少し緩んだが相変わらずの気温だった.日中は晴天であれば真冬日でも少しは暖かさを感じるくらいである.今日は節分で鬼を払う日である.内なる鬼と同時にコロナウイルスも払えるなら払いたい.

 

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 感染症の拡大を防ぐには、感染者隔離が原則である.その点で言えば隔離期間を短くすることのデメリットは存在するが、隔離期間を長くすればするほど隔離されたものの生活が困窮する可能性がある.圧倒的に増加している今の現状でその隔離されている人たちを安全に見守りできる体制には無い.更に隔離している最中でも感染者の中には外出し行動を抑制できない人たちも存在する.

 3回目のワクチン接種を進めてきたイギリスなどは多くの制限を撤廃し、コロナと共存する道を選んだ.日本も今の現状で行けばワクチン接種が7割を超えればイギリスと同様の措置をとるようになるだろう.ただし、マスクは手放さないかもしれない.

 

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 2日前に亡くなった石原慎太郎氏、死去後すぐに流れた速報から数日たつと生前の行いが徐々に報道され、中韓からは非難めいた報道がされ、国内でも功罪合わせた報道が出てきている.多くの著名人が亡くなる中、やはり生き方がダイナミックな人であったと思う.ある意味人前で自分の姿を見せつけるタイプの人の代表である.その行動が派手なためにそれに振り回された人も大勢いるだろうし、彼の周りにいることで利益を得た人も相当数いるだろう.振幅の大きい人ほど周囲の波の上下は大きくなるのは物理法則にかなうエネルギーを放出したのだろう.

 石原さんは、傍から見たら自分の人生を思い切り謳歌して亡くなったように思える.本人はまだ生きて大きな波乱を起こしたかったかもしれない.

 

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 気になるウクライナ問題であるが、アメリカ軍がウクライナに派遣されることが実行された.巷ではXデーは冬のオリンピックの閉会式後とされているが、その可能性が徐々に高まってきている.米ロの戦いは第二次世界大戦後依頼なくもし戦うとなれば世界の多くの国を巻き込む戦いになる.できればそういった争いは人類にとって不幸をもたらすものになるだろう.両者とも利益を得ず、戦わない中国がその利を得ることになるのではないだろうか.

 また同時に中国が台湾を目指すとも伝えれれているがウクライナで争いが起こると同時に台湾進攻の可能性がないわけではない.そうなった場合アメリカは両面での対応を迫られその判断の結果によっては日本に大きな影響を与えることになる.

 日本もバブルがはじけて以降、大災害を経験しており、舵取りがあやふやになってきている.そしてこの新型コロナウイルスにより日本の指導者としてのリーダーシップの無さが露呈している.今こそ日本を明るい未来に導いてくれる指導者がいなければという時期に来たのかもしれない.

 今までのぬるま湯のような経済成長安定期を過ごしてきたせいか大きな変化を求めてこなかったことが国民の意識を押さえてきたのかもしれない.今まで戦争を起こさず経済もそこそこの時代を過ごしてきた時間の長さは新しいものに挑戦する気力を失わせてきたのかもしれない.

 この新型コロナの災害と中国の台頭による東アジアの不安定な状況に慣れてしまってはいけないのだろうと思う.人の心は低きに流れやすいものだからである.