国会議員の品格 民主主義は自由を制約する

 晴れ、、気温は10度.快晴で気持ち良い.こんな日は、外で散歩とかランニングとか体を動かせれば心もスカッとするのだろうと思う.現実は仕事というものが待っている.

 

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 国会議員だから特別ということで色々な待遇を与えている.今回の事件となったJR無料パスも国会議員の特権である.現職国会議員にとってある意味ステータスである.そのうま味を忘れられなくて今回の事件を起こしたのなら残念なことでもある.

 

 国会議員の特権は色々ある.それらの特権を決めたのも国会議員たちである.自分達の利益になることは党派を超えて誰も反対はしない.その理由は選挙には金がかかるから、できるだけ国会議員になるためにお金の補助が必要である.それが無ければ利益誘導で色々な方面から裏金を貰うしかないという理論である.

 もう一つの解決方法、お金を掛けないで選挙活動ができる方法、ある特定の団体の利益誘導をしなくても良い方法.それらを考えることをしない.自分達が好きなように選挙が行えれば良いという安易な方法に流れていく.

 

 民主主義が清く正しく行われると思ったら大間違いである.理想が本当であると考えるのは小中学生くらいなもので大きくなるにつれ表裏を知り、大人社会の醜さを知ることになる.

 政治家が国民のために色々なことを考えてくれると思ったら大間違いで国民のためにならないことも平気で行う.まさしくカレー味のウ〇コか、ウ〇コ味のカレーの選択の領域である.

 

 民主主義がだめなら優秀な一人の独裁者に国を任せるほうが幸せになると思って独裁国家になる国もある.民主主義がそれ程優れていないのなら独裁のほうがましであるという理論も成り立つ.

 

 しかし、日本が今民主主義国家といって言っているのは、その方が国民が豊かになると考える一定数の国民が存在するからである.もし、この体制で不幸になる時代がくるのなら簡単に独裁国家に早変わりすることだろう.そのため民主主義を破壊しない法律をいくつも作るのだが、その法律ができればできるほど自由は制限されていく.自由とは制限されてはならないものだと思っても何故か他人の自由は縛らなければならないことが起きるからである.

 民主主義と自由は本当は相反する仕組みなのかもしれない.