J1リーグ第1節 vs磐田 2-1

 曇り、気温は13度.日差しが無く時折雨の粒が降ってくるような感じの朝である.

 

 昨日はアウェーで磐田との試合が有った.その試合をDAZNで視聴しました.

 

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 DAZNで見るとコンサドーレ側のゴール裏には今の時期としては結構な人が駆け付けていた.それでもコロナ前の応援の人と比べれば半分くらいだろう.

 

 この試合、高嶺選手が肉離れで離脱し、宮澤キャプテンは累積、福森選手はひざ痛、菅野選手は体調不良ということで欠場し、代わりに荒野選手、中村選手、岡村選手、大谷選手が先発となった.

 この時期、開幕からの過密日程から怪我をする選手が切れ目なく発生している状況でちょっと心配になる.それでも一、二年前のチームと比べれば比較的若手も育ち始めており何とかやり繰りしている状況である.

 

 試合は、ホームの磐田が前からプレッシングを掛け、何時ものようにコンサドーレはそれを交わすためロングボールを多用していたが、如何せんボールの質が悪く、相手に取られてしまう形となり中々攻めの形が作れない.その過程で相手にCKを与えてしまい.混戦から失点をしてしまう.開始早々選手たちも集中が出来ていなかった可能性もある.

 

 先制した磐田は、戦い方を変え少し引いた状態でコンサドーレと相対するようになる.その時間帯は比較的コンサドーレもボール回しができるようになり、相手を食いつかせながら交わすパスが有効になる.

 磐田は、今のコンサドーレの戦い方を経験していない数少ないチームの一つであり、それに対して研究していないようで、コンサドーレの選手のパス回しに間合いをとって対応しようとしていた.その分守備に気を取られコンサドーレの選手が間に入るとマークの受け渡しに苦労しているように感じた.

 

 その効果が出て、コンサドーレのパス回しからルーカス選手の深井選手へのパスがきれいに通り冷静に深井選手が磐田のゴールネットを揺らし同点となる.キーパーも深井選手のシュートに反応できなかった.

 

 同点となってからは、優勢にコンサドーレがポゼッションし、磐田の攻撃を防ぐことができ前半は同点で追える.

 先制された時は、不味いと思ったが、得点を決められて良かったというのが本心である.何時もならゴール前を固められるとシュートを打っても跳ね返されるか枠に行かないことが多いので誰が得点を決めるのだろうという状況だったので得点が入ったことで一安心である.

 

 後半も、コンサドーレが有利に試合を進める.ホームの磐田は、この暑さやグランドコンデションになれているはずなのに、後半の選手の動きも後半の立ち上がりの杉本選手のポストを叩くシュートの時以外大人しかった.しかし、あれを決められていたら苦しかっただろう.

 

 そして、コンサドーレが有利な展開をしながら中村選手が自陣からドリブルで持ち上がるとそれに対応する磐田の選手が居らず敵陣に攻め込み青木選手にパス.そのパスを青木選手がゴール前に上げるとドンピシャで駒井選手がヘッドで合わせ逆転に成功する.

 

 その後は、走力でも相手を圧倒し上手く時間を使いながら試合を進め勝利で試合終了する.この試合の勝因は、磐田側がコンサドーレ対策を立てていなかったことに尽きる.更に、今まで先発していなかった選手たちもルヴァンカップで経験を積み試合でも落ち着いてプレーできたのは良かった点である.

 試合に出られなかった選手たちも日頃の練習で経験を積めば試合で活躍できることを証明できた.ミシャ式は、先発できるようになるには早くても一年は掛ると考えてよい.高卒ルーキーなら中村選手のように4,5年掛るわけである.今話題の中島選手にしてもやはり鍛えて本物にならないと話題先行でつぶれてしまう可能性が無きにしも非ずである.

 

 この次は、中2日でホームの柏戦である.連戦で出場し体力や肉体面で心配でもあるが怪我せず勝利を掴んで欲しい.