崩壊するロシア

 曇り、気温は8度.既に大雪山黒岳では初雪の知らせがあった.秋分の日を境に日が短くなり、それと共に秋の気配は忍び寄りもう一月もすれば冬の気配が忍び寄る時期となってしまった.つい先週まで夏日の日があったのを知っているのでこの急激な気温の変化は体調に影響を与えてしまう.

 

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ウクライナに部隊を派遣している露南部チェチェン共和国ラムザン・カディロフ首長や、露民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン

 ここで重要なのは、プーチンに対して意見を述べているのが、チェチェン共和国の首長や軍事会社の関係者という点である.ロシアで独裁的な権力者であるため国内からの批判は反政府派からしか聞こえてこないが、現実に戦争に関与している人間が間接的にプーチンの戦略を批判している点である.

 

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 ウクライナの反抗が止まらないとニュースが伝えているが、この状況は予想が付く.いくら大部隊で兵士が多数存在していたとしても守るべきものが外国の領土であり自分達の国の領土ではない.更に兵站補給も限られている状況で兵士が浮足立つ状況だと思われる.更に大部隊の兵士が新米の兵士に置き換わっている状況で自分の命を守るために統率が失われるのも想像が付く.

やはりここで気になる点は、

ロシアが核搭載可能な無人原子力潜水艇「ポセイドン」の発射試験に向けた準備を進めている

自分達が劣勢だと判っているならこの辺りで核兵器を使いウクライナ国内を混乱させ戦争終結をさせようと考えている可能性がある.それでロシアの面子が保てるならプーチンは発射ボタンを押してしまうだろう.

 既にプーチンはこの先の未来欧米との協力を拒むとの宣言をしている.既にプーチンのロシアはロシア人と一部の友好国との関係で未来を生きて行こうとしている.

 しかし、もし核爆弾の発射ボタンを押したと同時にロシアという巨大な国は崩壊してしまうだろう.それはロシア人がプーチンという指導者が無能だと悟るからである.