曇り、気温は14度．今にも雨が降りだしそうな空模様である．朝方寒いと思ったら意外と気温は高くコートなしで大丈夫な陽気である．
昨日は、バスケのレバンガの試合、サッカーは天皇杯の試合があった．レバンガが富山との試合に勝利したところで天皇杯の試合をテレビで見た．試合は後半に広島がPKのチャンスを得てこれで広島の優勝が決まるかと思ったらPKストップがあり、結局延長で勝負がつかずPK戦にもつれ込む．そしてJ2の甲府がPK戦を勝ち切り優勝するという結果になった．この試合を見ていると延長戦で決着が付かずPK戦で2度の優勝のチャンスを掴みながらそれを手放したルヴァンカップの決勝戦を思い出した．
お隣の中国では、共産党大会が開かれておりそこで習近平氏の3期目の国家主席続投が決まるようである．その中での注目発言はやはり「武力での台湾統一も辞さない」というところだろう．この部分はロシアが武力で攻め入ったウクライナ戦争と被る部分である．
当然対する台湾は、自分達の主権独立を宣言し中国と一つにはならない意思を表明した．早々に武力衝突は起きないと思うが、もし起きたらなら世界に及ぼす影響はウクライナ戦争と比べても大である．ウクライナは欧州と隣り合わせのためロシアが欧州に攻め込む危険性が取り沙汰されているが、台湾問題は、日本に直接影響を与える．また環太平洋は自分の庭と考えるアメリカにとって覇権が台湾日本に及べばそこから先は中国が支配する海となる．
大半のアメリカ国民にとって太平洋の覇権争いに興味を示さない事柄になっている可能性もあり、何時アメリカが日本から手を引いてしまわないとも限らない．
ウクライナ戦争の結末が中国の台湾統一に影響を及ぼすことになるだろう．ハッキリ言って中国は、世界を支配する強大な国になろうとしているし、それを隠そうともしていない．
そのウクライナ戦争であるが、ロシア軍兵士の戦争への忌避感は相当なものと推定される．戦う軍隊ではなく嫌々戦場に連れてこられて殺し合いに参加させられているのなら戦う意欲は殆ど無いだろう．一たび浮き足立てばいくら多勢でも戦闘で負けることはある．その状況が今出ているのだろうが、この戦いに負ければプーチンの命運は断たれてしまうため最後の最後に核爆弾の発射ボタンを押してしまう可能性もある．そうなればプーチンは終わりだ．しかし、その後の後始末に世界は多大な被害を負うことになる．戦争によって誰もが不幸になる．何故その戦争を引き起こすのか人間の性にいつも疑問を覚えてしまう．そして自分も同じ人間である．
