自然の驚異

 曇り、気温はマイナス7度.昨日の夜に降った雪は10cm位積もっている.外気温が低いためパウダースノーである.そのため除雪に関しては簡単で腰を痛めることも無い.

 

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 氷河の決壊というと南極大陸や北極の氷河を思い浮かべてしまうが、それ以外にもアルプスやヒマラヤなどの高山にも氷河が存在する.そういった氷河も近年の地球温暖化の影響により融け出している.山なので湧き水のように地下に浸透しているように感じるが、多くの高山は高所では殆どが岩山で地下に浸透するには下ったところの土が主体のところまでとなる.そのため浸透しない融水はどこかで溜まり湖の状態になるが、元々の川がせき止められて湖になっていないためその出口が存在しない.それが何らかの原因で決壊すれば大量の水が山裾に流れてしまう.丁度、満水のダムが決壊したようなものである.残念ながらその対策はいまだ取られておらず危険な状態であるのだ.遠く高い山の頂を眺めるようなところに暮らしていてもいつ何時大量の水に流されてしまうことを知らないで生活しているのである.地球温暖化の影響は相当人類に影響を与えている.今から地球温暖化を食い止めようとしても既に手遅れの状態である.

 

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 トルコでの地震の死亡者が1万5千人を超えた.多くの情報が集まってくるとその実数が増えてくるのは当然で、これから更に犠牲者は増えると予想される.

 この大地震の発生原因は地球温暖化と無関係だが、それにしても自然の驚異は人間に対して試練を与える.人類が自然からの脅威に対していくら対策を立てたとしてもそれを上回る被害を与えてくる.それは、地球が誕生してから繰り返されていることでその条件の元に人類が誕生しているので文句を言うこともできない.この先も自然は人類に試練を与えるのだろう.

 

 こういった自然災害を収めるように神に祈っても無駄である.献金しても断食をしても願いを聞き入れてくれる神は存在しない.それだけは知っておくべきである.もし、お祈りでそういった災害を防げると宣う宗教があればそれはインチキ宗教である.それは断言できる.