岸田総理テロ事件

 曇り、気温は2度.藻岩山頂上の雪の様子をテレビは映していた.あれだけ暖かかったのに雪が降る.北海道の4月5月はこれがあるから夏タイヤの替え時が判らない.

 

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 この事件、犯人の動機は不明だが、まさしく現役総理大臣を狙ったテロ事件である.しかし、マスコミ的には死者が出なかったことが理由なのか余り大騒ぎしない感じがしている.更にネットでは、この犯罪が政治家に対する警告になるとほざく者まで現れている.これも、安倍元総理を暗殺した山上被告を統一教会に対する恨みから起きたものでそれに肩入れしていた自民党の責任で、その一人であった安倍氏が犠牲になったのも仕方が無いといった同情論をマスコミが振りまいたのも原因があると思う.

 人を殺すことに何となく感覚がマヒしそれがあたかも天罰であるという風潮は不味いと思う.そういった考えの人間が現れそういったことが許されるとなれば益々その事件を起こそうとする者のハードルは低くなってしまう.そういった影響は無視できないだろう.

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 山上容疑者に対し同情を寄せ更に減刑署名まで行った人と達が大勢いた.自分達の目的を達成するためにテロ活動も辞さないという人間がこの中に潜んでいるわけで、こうした事件は今後も連鎖的に起きないとも限らない.できることなら犯罪者への同情は更なる連鎖を生むことを考えなければならない.

 

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 この事件の際、犯人を真っ先に取り押さえた漁師の人の行動が称賛されている.犯人の手にもう一つの爆発物を抱えていただけにもし取り押さえなければ、あれだけの人ごみで有った中でもっと被害が出ていた可能性もあり勇気のある行動だった思う.もし自分がその場にいてそういった行動がとれるか判らない.

 世界の治安の悪い国でこういったことが日常茶飯事に起こる場所ではない日本では、映像のように危険性がありながらスマホを持って周りを取り囲むように近付く人間が大勢いることが平和ボケしている証明だろう.平和なことは悪いことではないが、やはりそういったことに偶然出会った時自分の身は自分で守る行動をとれないと被害に合う場合があると意識していなければならないだろう.