J1リーグ 第9節 VS福岡 2-2

 晴れ、気温は9度.今日はスッキリとした青空である.この後崩れるとの予報だが俄かに信じられない.気圧の谷が通過するためきっと所に寄りなのだと思う.

 

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 昨日は、ドームに福岡戦を見にいった.水曜日のルヴァンカップで勝利したのでその勢いでこの試合も勝つのではないかと思いながら相性の悪い福岡ということで少し心配もあった.

 ドームに到着したのが試合開始30分前位で席につくと直ぐに選手の試合前練習が始まる.既に先発は発表されており、左にルーカス選手、右に金子選手.更にGKは怪我から復帰した菅野選手が先発.シャドーの位置に駒井選手が入り他はこれまでの先発と同じ形となった.

 試合は、子気味良いパス回しからシュートのこぼれ球に反応した荒野選手がゴールを決める.試合開始早々に得点が入り幸先良い展開となった.

 そしてその後すぐ浅野選手の抜け出しから青木選手、ルーカス選手と渡り最後は浅野選手が流し込みあっという間に2点を取る.ここで連れと話したのは2点を取った後のコンサドーレの試合運びの不安である.あまりこういう言葉を使うのは縁起が悪いのだが、やはりというべきかなんというか劇的な試合運びになることは予想通りというか何というか、出来たら相手を圧倒して楽に見させてほしかった.

 前半コンサドーレにも福岡にもチャンスが有ったがお互い決めきれず2-0で前半を終了.そして、怒涛の後半に突入.

 後半開始からルーカス選手に変わりキムゴンヒ選手が入り、これは予想通り.更に復帰直ぐの駒井選手も変わるかと思ったが一人のみの交代となった.

 相手の福岡もDFを減らしMFを入れ得点を取る意思を見せたところが相手の上手かったところか、コンサドーレは前からの圧力が少し弱くなり更に何となく選手たちもふわっと試合に入ったのではないだろうか、相手のパス回しに簡単に振られ最後はファーで余った選手にヘッドで一点を返される.

 2-0は危険なスコアと言うけれど、やはり危険だった.相手が同点を狙い前への圧力を掛けて攻め上がった時、自分も危ないと思った青木選手のトラップがあった.同時に福岡ベンチからハンドの声が上がるが審判は動かず、その流れから福岡ボールを奪った所から浅野選手がキーパーの上りを見て超ロングシュートを決めて3-1になったところで、何とVARの表示が出る.

 これは通常のゴール後の確認かと思いきやスクリーンに映された文字はPK確認中の表示.これはさっきの青木選手のプレーというのがすぐ分かった.その後OFRに変わりその時点でこれはPKだなと察した.

 リーグ戦の浦和戦でも微妙なプレーでハンドを取られPKを与えた青木選手.リーグ戦2試合連続で見妙なプレーでハンドを取られてしまう.間違いなく御祓いした方が良い.そのPKを決められ.3-1ではなく2-2の同点となってしまった.こちらとしてはPKは仕方ないが浅野選手の得点は認めろよと思ったのだがその心は審判に届かない.

 その後、試合はレフリーの試合の止め方、相手のラフプレーにファールがでないので会場はレフリーに対してヒートアップ.しまいに抗議していたミシャ監督とベンチに下がっていた荒野選手が第4審に執拗に抗議したことでイエローが出る始末.更に、散々足に攻撃を受けたキムゴンヒ選手が試合終了後に担架で退場という何となく負け試合を見てしまったような気持ちになってしまった.

 キムゴンヒ選手が足を踏まれたところはカードが出ていれば納得したし、更にFKの場面でプレーを止めなければミシャ監督も興奮しなかっただろう.血圧が高そうなのであれは体に影響を与えるレフリングだった.

 レフリーは、試合を壊すことなく進めるのが一番.レフリーが目立っては正常な試合とはならない.最後は、おれが正しいという怒った顔で試合をするのはいかがなものだろうか?

 ということで疑惑の判定を見ようと家に帰るDAZNを見たがカメラワークが悪く肝心なところが映っていず確認ができない.Jリーグ戦のカメラワークはSTVが担っているが野球慣れしているのか何故か選手のアップを取ろうとしすぎである.野球と違い全体を俯瞰した映像が主であるべきでその俯瞰映像が限りなく大きく画面に納めようとするためワイド画面をズームして切り取ったものになりがち.その辺りスポーツ放送が野球で占められていた数十年前のやり方を何時までも引き摺っているのは改善して欲しいものである.

 コンサドーレにとって勝ち試合を引き分けにされ勝ち点2を失い.更にレフリングのせいで後味の悪い試合となった.

 この日は、日ハム、レバンガと北海道をホームとするチームが負け、更にエンゼルスの大谷選手も活躍できず、将棋の叡王戦でも藤井叡王が負けという自分にとっても後味の悪い日となってしまった.