J1リーグ第2節 vs 鳥栖 0-4

 晴れ、気温はマイナス15度。寒気の影響と同時に放射冷却により寒い朝となった。

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 北海道周辺は低気圧が集まりこれで晴れ間が広がるのが信じられない感じである。この先北海道の東に停滞する低気圧によりまた冬型の気圧配置になり雪が降るところが出てくる。

 昨日は、J1リーグ第2節が行われた。コンサドーレの相手は鳥栖でキャンプ地を考慮しての九州2連戦となった形である。

 試合開始前からコンサドーレは故障者の報道があり、更に控えは今季加入した若手が殆どという状況になった。これほどキャンプ中に故障者が増えるなら何のためのキャンプか分からない。更に大森選手や高木選手などは開幕前の練習試合や紅白戦で故障するなど残念なことである。

 そのため先発は、福岡戦で故障した宮澤選手と近藤選手、スパチョーク選手の代わりに長谷川選手、青木選手、浅野選手が先発となった。

 

 試合は、お互いパスの精度が低くごちゃごちゃした開始となった。それでもコンサドーレが敵陣に攻め込んだ時にDFの裏にパスを通されオフサイドぎりぎりを抜け出され鳥栖が先制する。菅野選手に止めて欲しかったが、脇の下を通され決められてしまった。

 先制後はコンサドーレも攻め込むがシュートが決まらない。その辺りは去年からの課題であり、キャンプ中も攻撃主体の練習を行ってきたはずだが結果が出ない。

 後半も同点に追いつくために攻撃を続けるコンサドーレがPK獲得。これを浅野選手が蹴り中途半端なシュートとなり決めきれず。これが試合の綾だったと思う。その後すぐに中村選手がこの日2枚目のイエローで退場すると守備はボロボロになり結果的に相手に4点入れられて敗戦する。

 この試合後半に交代で入った原選手が見せ場を作ってくれたことがせめてもの救い。

 

 この試合、青木選手の後半の気落ちしたプレーはちょっと残念に感じた。最後まであきらめずプレーして欲しかった。その姿を見せてくれれば敗戦したとしてもサポーターは納得するはず。J1で先発で出られることは認められた証拠である。その辺りの選手の気持ちは分からないが、一人一人が意地を見せることも必要である。

 

 もう一つ気がかりなのは、菅野選手も去年は長い間ケガで欠場していたことである。その代わりの高木選手が今シーズン出場が無理となった今、代わりのキーパーの存在である。

 

 今週はホーム開幕戦である。相手は浦和と強力な補強をしたチームであり、簡単に勝利することは考えられない。ホーム勝利に向けて戦える選手が先発してほしいと思う。