善行が悪行を駆逐できるか?

 曇り、気温は9度.昨日より暖かいのだが、その差は微妙.早く暖かくなれと思う.でも北海道は6月でも10度以下の日もあるから5月でこの気温は仕方ないといえる.

 

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 犯行グループで逮捕されたのは高校生世代の若者で有ったようだ.他にも関与した人物が居り逃走先を探している状態である.裏で操る犯罪者グループは、電話詐欺でも受け子に中学生などの若年者を使っているので、その部分は驚きでもない.彼ら若者たちが今後どうやって生きていくのかと思うと暗澹たる気持ちにしかならない.

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こういった虐待事件、強者が弱者を虐める図式は社会の縮図と言える.口では格好の良いことを喋っていても実際は真逆のことをしている人を良く見る.介護施設の入居者への虐待やこの件のような幼い子供に対する虐待は歯向かうことができない人を対象にしているため尚更悪質である.保育士や介護士などの職業につく際自分達はそういったことをするためにその職業についたわけではないだろう.しかし、そういった弱い者に対して強者と弱者の関係性を認識した途端人間性が変わる人は多くいる.自分の不満の解消や或いは自分の力を見せつける相手としてその相手になった人たちは不幸である.今回の乳児院で有れば引き取り手がいない場合そこで過ごす間はその空いてから逃れることはできず、介護施設で有れば反抗できなければそのまま受け入れるしかないのが悲しい.

 この職業は、高い倫理性が求められるがそれに見合う待遇が与えられているとは言えない.そういった環境ではやはり間違った行動を起こしがちな人が吸い寄せられるように集まって来る.それは非常に危険なことである.

 でもそれを解決するには、やはり飴と鞭が絶対必要なのだろうと思う.正しいことをする人には褒美を与え、悪いことをした人には罰を与える.それをしないで一律に同じ待遇をしていては同じことが繰り返される気がする.悪い行いをした人にも反省の機会を与え良い行いをすれば褒めるそれが基本ではないかと思う.