高齢化社会の闇

 曇り、気温は4度.寒い日が続いている.

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北海道は高気圧で覆われているが、気圧の谷間に近いためにピーカンな青空は望めない.

しかし、この高気圧が東に進むと徐々に南風が入り込み気温は上昇する予定.まだ5月なのだから当たり前なのだが、3月、4月に思わぬ高温が続くとこのまま夏になってしまうと勘違いしてしまっていた.季節の進みはそう簡単ではなく、これが無くなると日本から四季というものが失われてしまう結果となる.

 

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 またもやこういった残念な事件が起きてしまった.人が人を介護する現場では、時には介護される側が弱者になり時には介護する方が弱者になる.それが日常的にあれば中には壊れてしまう人が出てくるだろうし、そもそも適性が無い人がこういった現場に入り込んできている可能性もある.

 今の介護制度の根本的な問題は、人が人を介護する難しさを理解していないところにある.机上の空論上では全ての人は善良で間違いを起こさないという前提で計画を立てる.しかし、実際の現場で働く人は人間である.その人間は様々な個性を持ち人と違った価値観を持つ.人がロボットのように命令された通り動くということは決してない.それが事実である.

 だからこそこの分野にロボットが必要であると思う.ロボットなら相手に無理難題を付けられても心が痛まないだろうし.時には相手に暴力を振るわれてもじっと耐えることができるはずである.ロボットに内蔵されたAIが感情を持ち始めたら判らないが、今のところ感情を持たないとされている.

 そんなロボットができるまでは、毎年、あるいは毎月このような事件が日本全国各地で大なり小なり起きるのだと思うと自分が年を取ることに恐怖を覚えるようになる.