晴れ、気温は25度．朝から気温は高くこのままで行くと真夏日の上更に35度近くまで気温は上がるかもしれない．北海道にしては高温が続いている．
日本列島は夏の高気圧にスッポリ覆われどこもかしこも真夏日になるのも当然である．その太平洋高気圧の張り出しにより台風5号も6号もその太平洋高気圧の縁を移動するため日本列島への直撃はなさそうである．少し気になるのは低気圧に変わる台風5号が来週初めに北海道付近を通過することである．大陸に上陸したことで勢力が収まるが、そこから移動速度を上げ強い風をもたらす可能性が大である．同様にその後に続く台風6号も低気圧に変わり同じ針路あるいは、2つの低気圧が融合し日本海で勢力を強める恐れも若干あるので注意が必要である．
最近、米韓軍事演習に合わせミサイルを発射している北朝鮮だが、ミサイル技術の向上の裏にロシアの影がちらつく．ひそかに北朝鮮からロシアに武器の輸出が行われているとの情報が流れ、その見返りに食糧及び軍事技術の移転も行われていると思われる．しかし、その武器輸出も限度があり、北朝鮮国内の弾薬の備蓄や武器の減少は即自らの攻撃能力を半減させることにつながるので全てを提供するわけにはいかない．その軍備の減少を補うために自分達は核弾頭を搭載できるミサイルを所有しているのだと世界に示すための示威行動の一つでもある．
北朝鮮の弾道ミサイル技術の向上の影で北朝鮮国民が飢えているという報道を聞くに独裁政治のダメな見本を見せられているわけである．そして、金正恩が痩せているのならまだ判るが、国民が飢えてガリガリになる中で権力者たちは肥え太る．その姿を見ても尚、自分達の指導者は偉大であると思うのなら国民すべてが洗脳されているといえる．
少なくともウクライナ戦争は北朝鮮の独裁政治を生き長らえる要因になってしまったということが本当に残念である．世界が混乱すればするほどロシアの助けになると考えるプーチンの策略の一つとなるのだろう．今のところアメリカに敵対する勢力が増えることを期待しているのだろうが、ロシアが弱体化すれば当然北朝鮮も黙っていまい．その場合、北朝鮮に隣接するロシア領土を奪う行動を起こす可能性が高い．
社会的企業として多くの企業は、理念の一つに社会に貢献するという一文を加えているところが多い．それは、社会から愛される或いは信頼される企業でなければ永続的な経営ができないからである．日本の企業でもその社会貢献に反する活動を行う企業がある．当然、その行為によって企業活動が制限される或いは一般社会から拒絶されるという例は幾らでもある．
そして、ビッグモーターという会社である．顧客の信頼関係を失う不正行為の他に、社会環境を破壊する行為を同時に行っているとなるとこの会社の存在価値を失うことになる．そういう認識が無く、社員にそういう反社会的行為を黙認していたなら経営者は知らなかったでは済まされないだろう．
今回の街路樹を枯らす行為を全国にある店舗で同時におこなっていたのだとするとそういった社員教育、すなわち反社会的行為も自分達の会社の利益を生む行為なら行っても良いという教育がなされている結果の表れである．
もし、こういった会社が淘汰されなくて生き残っていくのなら日本今後にとって悪影響を与えるしかなくなるだろう．経営者の首の据替を行ったとしても依然として大株主として存在する時点で間違いである．
この会社も初めの創業者が一代で築き上げた会社である．その成功体験の中で社員に違法すれすれの行為を進めていた可能性が高い．会社が成長する中で規模が拡大していた時に改善するチャンスはあっただろう．しかし、業績を伸ばすことが最優先であれば業績を伸ばさない行為は悪とされる．その悪をどんどん洗練させるような流れに陥りやすくもなる．そして、そのまま今の企業風土が出来上がった．
