道内は大雨 ウクライナ戦争が終わる日

 雨、気温は22度.予報通り今日は一日雨らしい.朝から太鼓のように威勢よく雨粒がアスファルトを叩き始めている.

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 北海道の上空にあった前線は東に移動し始めているが、台風5号がもたらす太平洋からの湿った蒸気が雨雲を作り出し大雨を降らせている.今日も北海道北部から中部にかけて大雨を降らすようだ.日曜日に大雨となった地域は更に追い打ちをかける雨となり災害が心配である.大きな被害が無ければと思う.

 台風5号は九州の西側を通過して北上し朝鮮半島に上陸する予定.徐々に勢力は衰え始めているがそれでも中心気圧が970hpaで強い風と大雨が予想される.九州は毎年のように台風が通過したり線状降水帯の影響を受けて水害の被害を受けている地域なのでそちらの被害も心配になる.

 

news.yahoo.co.jp

 ロシアが和平交渉の話題を持ち出すのは、ロシアも苦境に陥っている証かもしれない.これ以上戦争を継続すればロシア国内で反プーチン勢力の勢いを増すと思われる.

 プーチンは、徐々に孤立しているものと思われる.それは、戦争推進派は核爆弾を使用して瞬時にこの戦争を終わらせようとしているし、戦争反対派は国内外に拠点を持ち反乱を企てようとしている.今まで意見の食い違うそれぞれの派閥を競わせることで反プーチンの芽を摘まんでいた手法が徐々に有効では無くなってきている.

 その最大の理由は、ワグネルの反乱である.本来ならプーチンが主導して力で踏み潰すことが出来ていたならばプーチンはロシア国民に恐怖と力を再認識させることができたはずである.しかし、残念ながらワグネルの反乱を押さえたのはプーチンではなく、隣のルカシェンコであった.その事実は、国民に自分達の首領はオオカミではなく「オオカミの皮を被った羊」であると知られてしまった.今まで多くの人間を操り自分のライバルになるであろう人物を殺害してきた.その陰湿なやり方は戦時下でなければその得体のしれない何かに怯え行動を委縮させてきたが、戦争が始まってしまえばそれは脅しに過ぎず多くの国民を自分の保身のために利用してきた薄汚い人間の犯罪であると理解したことであろう.ワグネルの反乱はそのことを国民に知らしめた切っ掛けとなった.

 それが理解できれば、このウクライナとの戦いはロシア国民に何の幸せをもたらさないプーチン一人の自己満足を満たすために国民を犠牲にする行為であると認識することは容易いことである.

 プーチンもウくらいの攻撃に核爆弾を使うかどうか迷っているはずである.もし使えば戦争に勝利したとしても世界はプーチン戦争犯罪者として世界の舞台に登場することを拒むだろう.しかし、核爆弾を使わなければ今後もロシアは武器や兵士を大量に失っていく.それを国民が甘んじて受け入れないのは明らかである.

www.bloomberg.co.jp

ウクライナのドローン攻撃は、今後もモスクワ市内に向けて行われる.今はまだ数が少ないためロシア軍の防御が有効であるが、その数が増えれば増えるほどドローン攻撃が成功する確率が上がる.モスクワに住む人達がその攻撃に恐怖を覚え始めるのは確かである.

 ロシアもプーチンの命令で無人攻撃機の量産を指示している状況である.戦場での殺し合いの他、無人攻撃機による攻撃がお互いに活発になり、今後ウクライナ国内の民間人の犠牲が多くなればなるほどその先に見えるのはウクライナによるロシアに向けたミサイル攻撃になってくるだろう.

 それは明日かもしれないし、来月かもしれないがこの戦争は今年の冬を待たずに決着する可能性がある.その決着の仕方は、ロシアが核爆弾を使うかロシア国内でクーデターが起きるかのどちらかだと予想する.こちらとしてはロシア国内でクーデターが起きることを期待したい.