プリゴジンの死亡をプーチンが認める 処理水放出開始 岸田政権の終わり

 曇り、気温は26度.今日も夏日になるとのことである.暖かいということは冬の到来が遅くなるということならあれだが、例年通りきっと冬は定刻にやって来るのだろう.

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数日前に予想されていた秋雨前線は跡形もなくなっている.しかし、北海道の上空は気圧の谷に入るので不安定な大気になることは間違いなく、ところにより雷を伴った強い雨が降るところが出てくるだろう.北海道はこの時期、天高い秋空になり朝晩は涼しい風が吹くのだが、今年は湿った生暖かい風が吹くのみである.

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 プーチンプリゴジンが死亡したことを認めた.そして、普通なら墜落事故の原因はウクライナとか一部の過激派と何らかの理由を述べるのだが、事故原因は調査中で解明されるまで時間が掛るとまで話す.これは間違いなくこの事件の首謀者は自分自身であると言っているのと同じである.

 もしかすると自家用ジェット機の墜落はワグネルの策略で相手を油断させての行動かと少し思っていたのだが、それ程プリゴジンは狡猾ではなかったようだ.

 この死はウクライナ戦争に影響を与えるかと言えばそれ程影響を与えないかもしれない.それは、既にワグネルは前線から撤退し戦争に関与していない状況にあるにも関わらずウクライナ軍の反攻は遅れている.今いるロシア軍でも対抗できているからである.更に言えば、今回のようにロシア国内を自家用ジェット機で自由に行動している状況であり、この先プーチンにとっては目障りな状態のままである.その脅威を取り除こうとするのは独裁者の常である.

 この事件でもなお国内がプーチン一本で纏まっているなら大きな混乱は起きないと考えるが、この暗殺がワグネルの残党の行動に影響を与えるなら数か月後にその結果が見えてくるだろう.もし年内に何も起きなければプーチンは窮地を脱したということになる.

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 この件は、岸田政権の力の程度を見極める試金石になるだろう.もし、中国の一方的な禁輸措置を受け入れるというのならこの先に行われる解散総選挙の趨勢に大きな影響を与え、岸田政権が退陣する遠因になる可能性がある.

 今のところ岸田政権が日本国民に何か大きな利益を上げたという事実が少なく、ウクライナ戦争に対するアメリカとの一心同体を強調しただけである.更に、ウクライナが日本に対して大きな期待を持っているわけでもなさそうなのが目につくだけに厳しい状況である.なのに、マイナンバー制度の欠点が大きく取り上げるなどマイナスイメージが大きく、更に側近の噂に対して何の行動もとらず更にここにきて自民党議員の議員としての自覚の無さが攻撃されるなど散々である.

 福島原発事故の処理水を放出することはしたがそこから広がる余波は大きい.それをどのように処理するか力量が問われるところである.

 

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 こんな記事が有ったが、これまた岸田政権の求心力低下により、各国会議員は地元の地固めに必死で参加せず、何のための国会議員かというところを忘れてしまっている.議員にとって選挙は自分の飯の種を得られるか失うかの重要な部分であるとの認識は大きいのだろうと思う.しかし、危機意識の無さはあきれ返る.間違いなく自民党は手痛いしっぺ返しを受けるだろう.